貴族探偵

貴族探偵」より「トリック・トラッチ・ポルカ」。短編集の2.(麻耶雄嵩
倉庫の中で女性の遺体発見。頭部と両腕なし。持ち去られた部位とのこぎり、服などがゴミ袋に入れられて、近くの草むらから発見された。箱入りの和菓子も。クレジットカードから身元判明。宇和島逸子。
ゴミ袋を埋めていた浜村が目撃された。浜村の供述。「家の前に捨てられていたから埋めた」
浜村は逸子に脅迫されていた。逸子の口座を調べると、他にも定期的に入金あり。何人か脅迫していたようだ。
和菓子屋にゆく。帽子をかぶり、派手な指輪をした(いつも逸子がしている)女性が3時半に和菓子を買った。レシートと一致。その後、美容院で目撃された。女主人と客に。
なぞ解き。夫は、3時半前後にはアリバイあり。浜村も。
「犯人は、その美容院の女主人だ。頭と両腕を切り取って、マネキンと一緒に布をかけて、お客に見せて、アリバイを作った。和菓子屋は、自分が変装した。脅迫されていたのだ」

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