2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

吉原狂奔

「吉原狂奔」上田秀人 妾や忠兵衛女帖面。 この人、歯医者なの。歯医者なら歯の治療だけしてればいいのに。人の領分にまで手をだして、大嫌い。おまけに、頭がいいところを見せ付けようとして、薀蓄だらけ。 帖うざいんだけど、吉原のことを書いているんで、…

泥棒桟敷の人々

「泥棒桟敷の人々」赤川次郎。 夫は泥棒、妻は刑事。の第二弾。 この前のが忙しくてついていけないと思ったのに、又かってしまったわ。何か、煮詰まったときに、役に立つかと思ったんだけど、あまり役に立たないかも。 筋。清六と史郎は40年以上漫才をやっ…

泥棒に追い風

「泥棒に追い風」赤川次郎。 「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ。に惹かれて買ったの。でも、展開が速すぎて、ついていけなかったわ。 まずは、有田が泥棒をするの。職を失って、やむにやまれず。 その家で、老人にみるかるけど、100万もらえるの。で、翌日…

つきまとわれて

「つきまとわれて」今邑彩 1・私(漫画家)の妹の由紀子が毒入りのチョコを食べて死んだ。赤い包紙。婚約者の内だ。青い包紙を食べた。それで、内田に言う。「君は由紀子が赤を好きなのを知っていたから、赤に毒を入れた」 内田は言う。「嘘です。動機は?…

大江戸遊び暮らし。おっとり若旦那事件控え2

「大江戸遊び暮らし。おっとり若旦那事件控え2」南房秀久 これもまた1に続いて、薀蓄だらけです。でも、1ほどでないか。町名と着物くらいで。内容は薄い。 1. 後家の涙。 若旦那の向かいに美人の後家がくる。これがいい女で、惚れてしまうが、手が荒れ…

娘の純情なんとする。浅草かみなり大家族

「娘の純情なんとする。浅草かみなり大家族」沖田正午。 22歳の多江が7人の子持ちの夫と結婚し、苦労する話の第二弾。肩がこらない、ライトノベル。 おたえは、太っちょの娘(23歳)のお初が、相撲取りとバカにされ、嫁の貰い手がないので、ダイエット…

天満月夜の怪・八丁堀地蔵橋留め書き2

「天満月夜の怪・八丁堀地蔵橋留め書き2」浅黄班 まあ、薀蓄がすごい。うんちくだらけで、超うんざり。 地蔵橋町で心中事件が起こる。それは、お妾さんの家。間男が刺して、首をくくって死んだ。 さらに詳しく言うと、内側から鍵がかかっていて、完全なる密…

湯船盗人

「湯船盗人」幡大介。 大富豪同心の第11弾。薀蓄は少ないし、軽妙だし、超面白い。 八巻卯之吉(同心)が柳橋で遊んでいると、知り合いの徘回師が殺される。彼は御家人で、内職として俳句を読んでいたらしい。その徘階師についていた幇間に話を聞く。その…