2010-01-01から1年間の記事一覧

秋季限定栗きんとん事件(下)、ルームメイト

「秋期限定くりきんとん事件」(下)(米澤穂信) 「ルームメイト」今邑彩 これは面白かったわね。多重ものは、もう出尽くしたと思っていたけど、新鮮な驚きだったわね。

秋期限定くりきんとん事件」(上)、いつもの朝に

「秋期限定くりきんとん事件」(上)(米澤穂信) 「いつもの朝に」(上下)(今邑彩) ここまでが上、で、下なんだけど、兄と弟が自殺未遂するだけ。そんでもって、後はキリスト教の話ばっかりで、超つまらない。今週面白かったミステリーは「視線」かしら…

月と蟹、さよなら妖精

「月と蟹」道尾秀介 今回は、ミステリーなの??って思うくらい、冴えなかったわね。だんだんとネタ切れかしら? 「さよなら妖精」米澤穂信これも、ミステリーなんだけど、今一だったわ。 今週良かったのは、「CSI2」かしらね。 内容。ローガンが、妻が…

ボトルネック、夏期限定トロピカルパフェ事件

「ボトルネック」(米澤穂信) 「夏期限定トロピカルパフェ事件」(米澤穂信) これらすべての謎を解いた時に、驚くべきドンデン返しが。今週面白かったのは、西村京太郎のカシオペアの殺人事件だったわね。まず、カシオペアの中で、戸津川の奥さんが誘拐さ…

なぞ解きはディナーの後で

「なぞ解きはディナーの後で」(東川篤哉) より、「殺しのワインはいかがでしょう」 おなじく、「二股にはお気をつけください」 今週面白かったのは、「炎の捜査官、紅蓮次郎」。結構専門的だけど、面白かったわ。

白銀ジャック、悪夢の商店街

「白銀ジャック」(東野圭吾) 6,7では、三回目に身代金を要求したのは、誰か? あっと驚くドンデン返しが。「悪夢の商店街」(木下半太)

往復書簡

「往復書簡」(湊かなえ)より「十年後の卒業文集」 おなじ作品より「二十後の宿題」 3しかし夫は溺死。先生でも夫が第一なのだと思った。トラウマになっている。 さらに、三つ目の話は、どんでん返しの応酬で、白眉。追伸。最近どうしても見てしまうのが、…

夜明けの街で、ししゃも

「夜明けの街で」(東野圭吾) 「ししゃも」(仙川環) 今週面白かったのは、夏樹静子の「天使が消えてゆく」かな。さすが夏樹静子って思ったわ。 内容。探偵がホテルで殺される。その探偵は、A氏に雇われて、浮気調査をしていた。その後、A氏が毒殺される…

北上川殺人夜曲,復讐はワイングラスに浮かぶ

「北上川殺人夜曲」(梓林太郎) ちょっと古い作品なんだけど、この人は大好きなので、紹介します。会話が面白いの。キャラが立っているの。例えば、突然部下から電話が来るの。そして、「助けて」と叫ぶの。人殺しでもされそうなのかと思うと、体重が三キロ…

ローレライは口笛で

「ローレライは口笛で」(赤川次郎) 今週面白かったのは、「赤蕪検事」ミャアミャアミャアミャアで面白かったわ。内容は、ある殺人事件が起こるの。死亡推定時間は、4時。で、容疑者の男の妻は、夫は4時には帰っていたと証言。でも、その後、愛人と抱き合…

故郷、猫物語

「故郷」(西村京太郎) 「猫物語」(西尾維新) これは、言葉の応酬とダジャレでつづられている小説なので、絵にならないので。字で説明します。超面白いです。ダジャレが。化け物語の続編なんだけど。妹の問答で、三分の一いっていて、話はなかなか進まな…

北リアス線の天使、遠回りする雛

「北リアス線の天使」(西村京太郎) 「遠回りする雛」(米澤穂信) 今週面白かったのは、「西伊豆に消えた女」(西村京太郎原作)。 ストーリー。まずある会社の社長Aが殺されるの。そこに残されていた葉書から、愛人Bが浮かぶ。愛人B宅を調べると、ナイ…

春季限定イチゴタルト事件、転生

「春季限定イチゴタルト事件」 「転生」 小野田は岬を殺そうとする。「最初に宮園も殺した。前川も殺した。二人も三人も一緒だ」と。しかし、そこへ、刑事の喜多野が駆け付ける。追伸。今週面白かった推理ドラマは、名取裕子のと、片平なぎさの物。名取裕子…

潜伏。日本のエーゲ海、日本の死

「潜伏」仙川環 その時の医師が、実は犯人。ヤコブ病を発覚させないために毒殺していた。そして、その医者は歩美のごく親しい人だった。犯行声明はノイローゼの別人だった。いつもながら、スピーディで面白かったわ。「日本のエーゲ海、日本の死」(西村京太…

犬はどこだ、夜警

「犬はどこだ」(米澤穂信) 面白かったわ。普通、探偵が事務所を開くという設定だと、なかなか依頼人がこないってところから始まるじゃない。それが、一日目から依頼がはいるの。二日目には二件目の依頼が入るの。さくさくと話は進むの。 それから、人探し…

純喫茶探偵は死体がお好き

「純喫茶探偵は死体がお好き」(木下半太) とても展開は早い。でも、山あり谷ありではない。山山山ばっかり。山あり谷ありなら、山も目立つけど、山ばかりだと、お経みたいで、平坦に感じてしまう。その点が残念。 今週面白かったドラマは、骨の鑑定人の話…

緋色のメス(下)、廃用身

「緋色のメス(下)」(大鐘稔彦) 「廃用身」久坂部羊 追伸。北海道へ旅行に行ってきました。札幌も函館も富良野も、大雪山も最高でした。特に良かったのが、美瑛と洞爺湖かな? 富良野の花畑は、ちょっと規模が小さくて、おまけに、ラベンダー畑が多くて、…

インセプション、緋色のメス(上)

「インセプション」(映画) デカプリオ主演で、盛んに宣伝している奴です。デカプリオは前に「シャッター・アイランド」に出なかったっけ? あの、夢だったって奴。今度も夢。なんか。夢づいているわね。 この前は、最後に夢だったけど、今度は、最初から積…

プラチナ・データ、トイ・ストーリー3

「プラチナ・データ」(東野圭吾) 東野圭吾にしては下手。面白くない。普通、幻覚が現れると、読者をだますために、普通以上にリアリティあるように描く。名前もカタカナじゃないし、香水が匂うとか、足音に特徴があるとか。それなのに、この中で、幻覚はスズラ…

インシテミル

「インシテミル」(米澤穂信)映画。 では、天井を落としたのは誰か? この後も目の離せないなぞ解きが続く。今週面白かったのは、「うぬぼれデカ」かしら?バドミントンのペアの片方が襲われて、まあ、逆襲するのだけど。襲ったのは、もう片方ってアイデア…

踊る大捜査線。奴らを解放せよ、繁殖

「踊る大捜査線。奴らを解放せよ」(映画) 「繁殖」(仙川環) 今週面白かったのは、「大家は見た」ですねえ。「家政婦は見た」がほとんどやらないので、どんどんやってほしいわ。 あと、「踊るドクター」。全員で踊れば、もっと面白くなるんだけど。 来週…

エンブリオ(下)、ダーティママ

「エンブリオ(下)」箒木蓬生 「ダーティママ」秦建日子 「はじめてのダーティママ」 「アンフェア」の人です。超面白い。 シングルマザーで子連れで、刑事の上司のもとへ葵は配属されてくる。上司は、高子。保育所が高くて子供を預けられない。事件現場へ…

マドンナヴェルテ、シュアリ― サムデイ

「マドンナヴェルテ」(海堂尊) 「ジーンワルツ」の裏側版みたいな。娘に代理出産を頼まれた母親の立場から書いています。娘の産婦人科医が、なかなかに悪者で、キャラが立っていて面白い。 「シュアリ― サムデイ」(映画、小栗旬監督) 告知です。 とても…

夜行観覧車、エンブリオ(上)

「夜行観覧車」(湊かなえ) この人のは、「告白」以来、全部読んでいますが、スピード感があって、面白いですねえ。 「エンブリオ(上)」箒木蓬生 エンブリオとは、8週目までの胎児なんだそうです。これは、人権が認められていないので、いろんな物に使え…

神の手(上)、孤高のメス・外科医当麻鉄彦(1)

「神の手(上)」久坂部羊 「孤高のメス・外科医当麻鉄彦(1)」(大鐘稔彦) 作者は京大医学部卒。手術は6千件。現在、淡路島の診療所で、へき地医療に従事している。 告知です。 とても、安くて、良心的な自費出版サイトの話。 eブックランド。ハードカ…

デス・ゲーム・パーク、悪人(下)

『デス・ゲーム・パーク』(山本俊輔) beeTVで映像化され、大ブレイクだそうです。 『悪人(下)』映画化だそうです。 告知です。 とても、安くて、良心的な自費出版サイトの話。 eブックランド。ハードカバーで70万くらい。とても安いです。それに、お…

後悔と真実の色、ジーンワルツ

「後悔と真実の色」(貫井徳郎) 最初はちょっと退屈。警察小説ってなんで、こんな細かい所ばかりばかり詳しく説明するんだろうね。誰が監理官だとか、第何方面隊だとか、地取りだとか監取りだとか、筋に全然関係ないじゃん。と思っていたら、半分くらいで、…

遺留品、悪人(上)

「遺留品」(パトリシア・コーンウエル) 「悪人」(上)(吉田修一) 『日本の合戦40』若桜木虔、山中荘司(東洋経済) 主だった日本の合戦を40コ、全部詳しい図解つきで解説してあります。初心者でも、面白く読めます。 目次は以下。 信長の合戦より、…

刀語、月の恋人

「刀語」(西尾維新) 「月の恋人」(道尾秀介) キムタク主演のドラマの原作ということで読んでみました。 道夫秀介にしてはかなり地味でした。 あの「ひまわりの咲かない夏」みたいなメチャクチャな所がなくて。 やはり、月9でラブストーリーという制約は…

リミット、影踏み

「リミット」(五十嵐貴久) 「影踏み」(横山秀夫) 来週は、「刀語」と「月の恋人」の予定。告知です。 とても、安くて、良心的な自費出版サイトの話。 eブックランド。ハードカバーで70万くらい。とても安いです。それに、おかねだけ取っておいて、版…