2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

殺人鬼

「殺人鬼」横溝正史 1. 殺人鬼。 A子が、足の悪い、元夫につきまとわれ、私の家に逃げ込んでくる。元夫に殺されるかもという。 A子は、B男の愛人で、一緒に住んでいる。私の近所。数日後、B男の妻がやってくるが、何か話そうとするが、何も言わない。 …

動機、そして沈黙

「動機、そして沈黙」西沢保彦 1. ぼくが彼女にしたこと。 小さいころ、川でおぼれそうになった。助けてくれたのは、A子。最近A子に会った。尾行した。すると父と密会していた。彼女の家の外で、壁に耳をつけて密会の会話を聞いていた。何度かやっている…

戦力外捜査官

「戦力外捜査官」似鳥鶏 私(火災二係)の所へ、少女のような女警部がやってくる。海月千波。 どうやら刑事部長のキモ入りで入ったようだ。放火が何件か続く。最初は、XX小学校の物品入れ。校舎に隣接している。廃屋のようになっている。その後は、ビニー…

メルカトルと美袋のための殺人

「メルカトルと美袋のための殺人」麻耶雄嵩 1・遠くで瑠璃鳥の鳴く声が聞こえる。 私、避暑地の林でうたたね。由美子を突然好きになる。飯田、狭山、蔵森が来ていた。久我山には龍神伝説がある。金色の龍がまつられている。大垣先生が、それを守っている。 …

ブックジャングル

「ブックジャングル」石持浅海 「図書館戦争」みたいな感じ。深夜の閉鎖された図書館に、忍び込むと、毒針つきのラジコンヘリで襲われるの。いくつもあるの。敵も三人なの。それが数十台のラジコンヘリで襲ってくるので、まるで戦争みたいな感じ。すごくスリ…

貴族探偵

「貴族探偵」麻耶雄嵩 前に紹介したかも。でも、面白いので、再度紹介するわ。 1. 犯人が、鍵を糸を使って、部屋の中に戻し、密室にするの。でも、糸が切れてしまうの。その糸は舐めてあったから、調べられたら、自分がわかってしまうの。それで、鍵を持っ…

でれすけ忍者、江戸を駆ける」

「でれすけ忍者、江戸を駆ける」幡大介 時代物を書いているから、勉強に買ってみたの。でれすけ忍者なんて、軽そうだから。でも、読んだら、やたら詳しいの。勉強しているの。タッチは軽いのよ。でも、時代考証にうるさいの。ちょっと疲れたわ。 筋。松平久…

村上海賊の娘

「村上海賊の娘」和田竜(上) 時代劇を書いているから勉強のために読まなきゃと思って、読み始めたのだけど、まあ、しんどい。薀蓄はおおいし、漢字はおおいし、登場人物はおおいし。多すぎて覚えられない。数ページでダウン。でも、がまんして、半分くらい…

疾風ロンド

「疾風ロンド」東の圭吾 超軽い。まるで、東野圭吾じゃないみたいに、軽い。でも面白い。 筋。あるテロリストが、研究所を首になって、その腹いせに、炭疽菌を盗み出すの。そして、雪山に埋めて、その写真を元の会社に送り付けるの。春になって、10度を過…