2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

もう一人の私、骸の爪

『もう一人の私』(北川歩実) 「渡された殺意」 2,3. 父の話。「お前は石川信一だ。横井浩介は異母兄弟なんだ。私は、横井の母と付き合っていた。わかれてから子供が生まれた。浩介は近くに住んでいて、母からその話を聞いて、今の状況があまりにも違い…

所轄刑事、麻生龍太郎,少女たちの羅針盤

『所轄刑事、麻生龍太郎』(柴田よしき) 2,3。犯人は被害者宅を訪ね、棒で母親に殴りかかった。母はオマルで防戦。オマルは木端微塵。母は心臓発作で死亡。オマルをかたずけなければならなくなった。犯人は、大きな破片は袋に入れ、自分の部屋に。細かい…

心臓と左手、悪夢のエレベーター

明日は仕事なので、一日前倒しで。 『心臓と左手』(石持浅海) この人は、「扉は閉ざされたまま」の人。密室で、普通はドアをぶち壊して入るのに、「女でも連れ込んでいるんだろうか、そっとしとこう」と言って、ぶち破らずに推理を進めた人。この短編集を読…

金のゆりかご

『金のゆりかご』北川歩実(大作なので、今回は一本で)すごい、ドンデン返しの連続。16万部の大ヒットと帯に書かれているけど、この十倍くらい売れてもいいと思う。そのくらいすごい。1、 2,3 工藤は言う「9年前のスキャンダルを解説しますよ。天才…

由美姐54回目

粗筋。アチキ(小夜)は由美姐に命じられて、マトリの仕事をすることになりやした。 横浜の難破船でシャブの密売が行われたようで、売ったほうのベトナム人と、買った方の山城組の若頭が撃たれて死んでおりやした。 そこへこっそり忍びこんだマトリの一人は…

由美姐51,52,53回目

粗筋。アチキ(小夜)は由美姐に命じられて、マトリの仕事をすることになりやした。 横浜の難破船でシャブの密売が行われたようで、売ったほうのベトナム人と、買った方の山城組の若頭が撃たれて死んでおりやした。 そこへこっそり忍びこんだマトリの一人は…

さまよう刀、神様のカルテ

『さまよう刀』(東野圭吾) 6,7。長峰のケータイを知っているのは、誠のはず。しかし誠はケータイをいれてない。はたして、長峰のケータイに、カイジや刑事が上野へ行くことを知らせたのは誰か?そして、長峰は娘の復讐をはたすことができるか? 『神様のカ…

由美姐48,49,50回目

粗筋。アチキ(小夜)は由美姐に命じられて、マトリの仕事をすることになりやした。 横浜の難破船でシャブの密売が行われたようで、売ったほうのベトナム人と、買った方の山城組の若頭が撃たれて死んでおりやした。 そこへこっそり忍びこんだマトリの一人は…