2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

空城騒然

「空城騒然」幡大介 「天下御免の信十郎」の第七弾。 まずは帯から。三代将軍の家光と父の秀忠が上洛中で、空同然の江戸城の奥御殿に暗雲が立ち込め始めた。将軍の弟、忠長を抹殺を企む一派が、忠長の後ろ盾であるお恵世を狙って、刺客を置く離婚dな織田、…

八丁堀の天女

「八丁堀の天女」幡大介 大江戸三男事件帖の第三弾。まずは帯から。 老中用人の娘の雪江が、北町奉行所の与力、増岡の養女となり、八町堀小町と騒がれている。増岡は、かねてより目をかけている、旗本次男坊の欣五を雪江の婿にと願っている。おりしも、後家…

快刀乱麻

「快刀乱麻」幡大介 これも、「天下御免の信十郎」の第一弾。デビュウ策だそうで。伊達正宗とか、有名人は出てくるし、濡れ場は一杯あるし。力が入っています。まずは帯から。 二代将軍のころ。秀吉の遺児にhして、肥後、加藤清正の養子の波芝信十郎と大和…

駿河騒乱

「駿河騒乱」幡大介 「天下御免の信十郎」の9弾だそうで。舞台は三代将軍のころ。私も一つ、三代将軍のころのを書いているので、参考になるかと思って、買ったんだけど、難しすぎて。漢字が多すぎて。全然頭に入らなかったわ。まだ鎖国はしていない頃で、ア…

大江戸さん男事件帖

「大江戸さん男事件帖」幡大介 これは、薀蓄ばかりで、あまり。読むのにしんどい。 筋。は組のお栄の幼友達のお夏が、水茶屋を辞めたいといった。彼女を目当てに通ってくる外様大名の次男の秋山主馬に言い寄られて、困っているとか。翌日、お夏が殺されてし…

ようござんすか

「ようござんすか」沖田正午 イヌが主役のシリーズ。 御家人の白九郎と犬の牙黒は、サイコロのにおいをかいで、賭場で勝すべを覚える。 ある日、そば屋のお輪が50両のカタにやくざにつれさられて、壺をふらされる。しhかし、これはイカサマをやらされてい…

満願

「満願」米沢穂信 短編集。この人は天才だわね。だけど、頭がよすぎて、一般受けはしないから、かなりヒットは難しいわね。 1. 夜警。川崎という部下が夜、ある家のトラブルに駆け付けに行って、拳銃を撃ったが、その男にナイフで喉を切られて、死んだ。し…

山おんな日記

「山おんな日記」湊かなえ。 この人はファンなので、必ず買うの。これは、ミステリーじゃないけど、勉強になったわ。連作短編。つながりがないのもあるのもある。でも、一つ一つの人物の性格だとか、考え方なんかが詳しく書いてあって、これなら、すぐに長編…