2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

温泉若女将の殺人推理

7・31(金) 8・1放映。「温泉若女将の殺人推理」ドラマ。テレビ朝日、午後9時。 能登・和倉温泉のホテルで、若女将・美奈が担当する新進アニメ作家玲の展示即売会と、大女将雅子が手掛ける九谷焼作家・藪下の展示会が同時開催されることになる。前日…

青藍病治療マニュアル

7・30(木) 「青藍病治療マニュアル」似鳥鶏 これは、SF.犬が急に襲ってくるように電波が出るとか、そういう病気。最初のは犬が襲ってくるように仕向ける。でも、好きな女の子がいて、その子が動物病院の娘なので、どうしても、犬を好きにならないと…

刑事7人

7・29(水) 「刑事7人」ドラマ、テレビ朝日夜9時。 保険会社の営業部長・大野がビルの非常階段で転落死。目撃者で部下の永井によると、課長の佐々岡と争い、転落したという。天寿は現場のカイダンの踊場に置かれたケースの中の空き瓶に注目する。逃走…

幻想即興曲

7・28(火) 「幻想即興曲」西澤保彦 何か、自伝的小説みたい。ミステリーの江戸川乱歩賞に出したり、鮎川哲也賞に出したいだの。前に、トランペットを吹いていた青春時代を描いた物があったけど、あんな感じ。小説の中に、小説が挟まるんだけど、これが…

攪乱者

7・27(月) 「攪乱者」石持浅海 これも、前に読んだのw思い出した。あんまり印象が薄かったから、忘れていた。 短編集。ひそかなテロリスト集団。色々なミッションがあって、一つ一つには意味があるんだけど、全体としては、なんだかなあ。 最初のミッ…

さよならの手口

7・26(日) 「さよならの手口」若竹七海 この人は、前、何かで読んだ時、超退屈だったのを思い出した。忘れていて、また買ってしまった。今回も超退屈。古いアパートを片付けるんだけど、本だらけて、その本の薀蓄だらけで。超退屈。情報 ドリームベッド…

鈴木ごっこ

7・25(土) 「鈴木ごっこ」木下半太 この人も、もれなく買うの。最近は、うーんと言う作品も出てきたけど、これは大正解。オムニバスの映画にもなるとか。 2500万くらいの借金を背負った4人が鈴木さん一家になって、一年生活するの。途中でミッショ…

水の棺

7・24(金) 「水の棺」道尾秀介 この人は、しばらくの間、直木賞の世界へ入り浸っていた人。その間の作品は、トリックもなし、超つまらない。 これもそういう作品らしい。登場人物の現在と過去(数人の)が延々と語られるだけで、殺人も、トリックもない…

静おばあちゃんにおまかせ

7・23(木) 「静おばあちゃんにおまかせ」中山七里 短編集。でm、薀蓄がすごい。ちょっとうざい。警察の内部事情とか。トリックには関係ないのに、ページ数を伸ばすために、延々と描かれている。一つのテクニックか。 1・神奈川県警にA警部が赴任して…

黄金色の祈り

7・22(水) 「黄金色の祈り」西澤保彦 これは自伝的な小説だわねえ。私もこの前、自伝的な小説を書いたけど、書いている本人にとってはものすごく楽しいの。懐かしいし。この中では、ビートルズ、ソニー・ロリンズ、ナベサダとかが出てくるんだけど、私…

猫は仕事人

7・21(火) 「猫は仕事人」高橋由太 この人は、本当にほんわかしていて、難しい言葉も出てこなくて、心が休まるわ。時代小説は、本当に売れないようで、妖怪とか化け猫を出して、何とか食いつないでいるようで。これも、化け猫です。でも平易な語り口な…

7・20(月) 「流」東山彰良 直樹賞だというので買ってみました。漢字が多い。改行が少ない。超読みにくい。途中で投げた。でも、感じたのは、この前の「サラバ」と同じで、自分の過去を回想して書けばいいんだってこと。直木賞を取るには、自分の過去を…

追悼者

7・19(日) 「追悼者」折原一 「毒殺者」があまりにも面白かったので、買った。でも、これは、大失敗。超つまんない。まず、書いたのが小説家ではない。ルポライター。時々時系列に沿って話は語られるんだけど、ほとんどが、関係者の取材。絶対ゴースト…

毒殺者

7・18(土) 「毒殺者」折原一 面白かったわ。この前読んだのが「猿島間」で、それほど面白くなかったので、対して期待していなかったんだけど、こrは、あっと驚くドンデン返しが二つもあって、面白かったわ。ま、二つと言っても、最初のは、ちょっと強…

笑う七福神

7・17(金) 「笑う七福神」倉坂紀一朗 時代劇も書いているので、勉強のために買ってみました。字が大きくて超読みやすい。話も簡単で、ああ、これでいいのか、とちょっとほっとする作品。 筋。本郷、「おもかげ堂」の生松と久実の兄弟は人形師。それも、…

幕末時そば伝

7・16(木) 「幕末時そば伝」鯨統一郎 短編集。これは、落語を並べただけだわねえ。たとえば、貧乏長屋の花見。お酒がない。お茶で代わりをしようと出かける。一方、京都の隠密、江戸の隠密とのやり取りを符牒でやっている。そして、お酒に茶柱が経った…

夕暮れ密室

7・15(水) 「夕暮れ密室」村崎友 横溝正史賞、落選なんだとか。でも、綾辻らの努力によって出版されたのだとか。うんうん、わかるって感じ。 推理の道筋はとてもていねいで、良いんだけど、肝心な処が杜撰。 まず、シャワー室の中(密室)で女の子Aが…

禁断の魔術

7・14(火) 「禁断の魔術」東野圭吾 これ、前に読んだかもしれない。レールガンの話だよね。でも、あんまり印象が薄かったので、また買ってしまった。本当に東野が書いているのだろうか。最初、何の関係もないシーンが5つくらい、バンバンバンと出てく…

森奈津子の妖艶なる事件簿

7・13(月) 「森奈津子の妖艶なる事件簿」西澤保彦 この前のが超すごいドンデン返しだったので、今回もさぞやと思ってかったら、全然だったわね。それに、今回は長編なの。だから、やたらセックスシーンばかりが多くて、正直、飽き飽きだったわね。あん…

覇王の死

7・12(日) 「覇王の死」二階堂玲人 昔、人狼城の殺人事件というのを読んで、ねっちゃ詰まらなかったので、買わないでいたの。今回も、上下にするために、全然関係のないホラーを入れたりmそれが、カタカナなので、アメリカと思ったら、実は能登だった…

ヒポクラテスの誓い

7・11(土) 「ヒポクラテスの誓い」中山七里 うんちくだらけ。疲れた。短編集。昔、「検視官」というアメリカの小説が大ヒットしたの。ドクター・スカーペッタが大活躍するヤツ。それに大好きな中山七里だし、と思って買ってみたの。疲れたわ。 では筋。…

オペラ座の美女

7・10(金) 「オペラ座の美女」鯨統一郎。 この人は、未だに、私のブログの中では、記憶喪失物「狂おしい夜」が検索一位なの。今回も面白かったわ。ダジャレと死語のオンパレードで。 1・カルメンと殴殺 ダンサーが殺された。名前は根本ケイ。犯人は、…

猿島館の殺人

7・9(木) 「猿島館の殺人」折原一。 これ、前に紹介したかも。 それにしても、ケータイもでてこない。古い奴なのね。古いと言えば、全然目立たない人が犯人、というのも古いかな。 まず、週に一回しか船が行かない、絶海の孤島。 猿島。そこのお館で、当…

森奈津子の華麗なる事件簿

7・8(水) 「森奈津子の華麗なる事件簿」西澤保彦 短編集です。この人のも必ず買うの。はずれがないから。あ、たまーにあるか。これも、一本目は大正解。あとは、ふざけて書いたみたいなもの。 さて、内容ですが、ボーイズラブてんこ盛りです。小説が売れ…

この国

7・7(火) 「この国」石持浅海 短編集。この人のも漏れなく買うんだ。たまーに薀蓄だらけで、退屈なのもあるけど、大体は正解。 1・ハンギング・ゲーム 日本をモデルにしたある国。国家反逆罪で、Aは縛り首になろうとしている。Aの部下がAを奪還しよ…

ほえろ坂巻記者

7・6(月) 『ほえろ坂巻記者』仙川環 地味。新聞記者の話だから、地味で当然なのだけど、それにしても、超地味。 第一和は、小麦粉を成形した肉を食べた子供がアレルギー。その医者からの情報で、新聞記者が駆けつける。その肉は、子供の父親が、自分の会…

JC科学捜査官

7・5(日) 「JC科学捜査官」上甲伸之 (ひとりかくれんぼ殺人事件) 薀蓄がすごい。短編集かと思って買ったら、長編だった。そのほとんどが薀蓄。資料から、そのまま書き写したみたいな。超退屈。 とっつきは良かったんだけどね。オカルトで。大学のオ…

リカーシブル

7・4(土) 「リカーシブル」小説。米沢穂信 「満願」が面白かったので買ってみました。最初は田舎町に引っ越してきた女の子(中一?) の近況がタンタンと描かれる。弟のサトルが予言したことが次々と当たる。サトルは預言者か思いきや、そうではなくて、…

邪馬台国殺人紀行

7・3(金) 「邪馬台国殺人紀行」鯨統一郎。 短編集です。「大阪城殺人紀行」の前の作品なので、まだ方向が決まっていない感じ。ネタも今一。やたら裸のシーンが多くって、一昔前のミステリードラマみたい。 それにやたらと場面と人が飛んでついていきにく…

母性

7・2(木) 「母性」小説。湊かなえ。 これ、本当に湊かなえが書いたのかなあ。それにしちゃあ、超下手だわねえ。まず、母親にとっては子供は命。しかし、娘にとって母親はライバル、もっと言えば敵。それが、ここでは、母親の母親、つまり祖母が命で、娘…