CSIマイアミ、森江春策

「CSIマイアミ」
今週も面白かった。ホレイショーがいいわ。
内容。整形手術で死んだ女性サラがいる。夫が整形外科を訴えた。そしたら、麻酔科医のガルザが死んだ。自殺に見せかけてあったけど、首に二重の交錯痕があったことから、他殺と断定。手術の記録をコンピュータで調べたら、不整脈が出た後、5分間、エピネフリンを投与しなかったことが判明。それは、針が静脈に刺さっていなかったから。それに気がついて、直接心臓に投与。それで、死亡。
で、警察の推理。院長のウインタースがこれを隠すように、麻酔医のガルザに頼んだが、彼が拒否したので、殺したのでは? だが、院長には、死亡推定時刻にアリバイがあった。証言した女性Aは、その整形外科で何度も成形手術を受けている。金持ちにはみえないのに、何故? 事故の後も手術。
現場にハニーヂューが落ちていた。それは、院長の車の置いてある木の下には多量にあるもの。院長が怪しい。Aに尋問する。ついに、彼女が偽証したのを認める。アリバイを偽証するかわりに、手術費用を、永遠に只にしてもらうというもの。
でも、首に巻いた紐から、DNAで女性の痕跡の皮膚片が検出されている。犯人は女性。看護婦に尋問。彼女は、ウインターと一緒にガルザの部屋に行っていた。それから二人は返った。だが、看護婦だけ戻った。(静脈に針を刺したのも彼女)
で、ガルザは、絨毯に包まれて、二階まで運ばれて、吊るされた。それなら、女性でもできる。
それで、紐についたDNAと彼女のが一致したと、証拠を突きつけて、彼女に告白させる。彼女の動機。ガルザとは関係があった。そして、ガルザはもう浮気はしないと言った。だが、部屋に行ったら、別の女性の口紅の跡のある吸殻があった。それで、嫉妬して殺した。
大量出血の原因は、人工乳房が破れていたから。ナイフで傷つけた跡ではないので、手術の前から破れていた。手術のミスではない。

今週面白かったのは、「森江春策」だわね。
中村梅雀が好きだけど、今回も良かったわ。あの、名古屋のミャーミュアー弁がないのが、ちょっと残念だけど。
まず、病院で、院長が死ぬの。点滴に毒薬が入れられていたの。点滴に注射器で入れた跡があった。森江たちが面会した後、院長の息子が発見したんだけど、その間に病室に入ったのは、A看護婦だけ。(防犯カメラの映像から)。
でも、彼女は言うの。「私は、10日前に院長と結婚した。それに、院長は末期のすい臓がん。殺さなくても、財産は入ってくる。動機がない」。
その後、院長の息子が、殺されるの。瓶に入った栄養剤のカプセルを飲んだのだけど、中にシアン化カリが入っていたの。その後、同じものが、院長の娘の瓶からも発見されるの。両方を薬局から運んだのは、A看護婦。
その後、院長の娘が、車で引き殺されそうになるの。で、この時間、アリバイのないのは、薬剤師の長。でも、彼は、誰かに頼まれてやったらしいの。
で、推理してみるのだけど、院長を殺して、財産が行くのは、院長の息子と娘。院長息子は結婚しているので、その嫁もね。で、さらに、院長の息子と娘が殺されて(娘は未遂だったけど)、得をするのは、院長の息子の嫁。でも、院長が死んだ時のトリックが分からない。
それで、考えて考えて、あれは、自殺ではないかと、推理するの。つまり、院長は、膵臓癌で苦しくて自殺した。でも、自殺では、財産が、結婚したばかりの看護婦Aに半分いってしまう。それで、院長の息子は、咄嗟に、毒を注入した注射針と瓶を隠してすてた。
でも、院長は、結婚をしていたことは、秘密にしていたはず。でも、彼は、弁護士を信頼していたから、弁護士だけには教えていたのではないか? その推理は当たっていて、弁護士には知らせていた。でも、弁護士が、院長の息子の嫁と通じていた。これで、院長の殺人のトリックは解けた。
では、院長の息子と娘を殺したのは誰か(娘は未遂だけど)? 当然ながら、院長の婿の嫁と弁護士ということになる。で、院長の娘だけど、これは、殺さなくても、特別縁故者というジャンルがあって、それが認められれば、院長の息子の嫁が遺産を相続できる。中々面白かったわ。

ネックレスとコムサのスカーフのコラボ。