卯之吉子守歌

「卯之吉子守歌」幡大介
大富豪同心の第9弾でやす。
子供(赤ちゃん)が卯之吉の元に届けられるの。良いですねえ。切ったばったの中で、ほんわかしますねえ。「24」の中でも、突然、CPUに赤ちゃんが届けられ、目を白黒させながら仕事をするシーンがありました。超面白かったです。
まずは帯から。
八巻卯之吉の屋敷に赤ん坊が届けられた。自身番を訪ねてきた女が、「同心の八巻様」と言い残して消えたのだ。子守で右往左往する卯之吉と美鈴。そんな矢先、屋敷に曲者が侵入し、騒然となる。真相を探るにつれ、今、江戸で暴れまわっている盗賊、神竜一家がかかわっていることが判明。なぜ赤ん坊を狙う?
もう少し詳しく言うと。
江戸には産女という赤ちゃんを置いていく幽霊の話があって、卯之吉は、最初はそれだと思うの。でも、幽霊が本物の赤ちゃんを預けるはずがない。それで、預け主を探すの。
その間、乳女を雇わなきゃならないので、雇うんだけど、これがまたすっごい自惚れの強い女で、すっごい太っちょでブスなのに、赤ちゃんの産着が盗まれそうになると、あたしの腰巻が狙われたんだ、なんて、大騒ぎするの。
で、本筋に戻って。実は、赤ちゃんを預けたのは、上州からきた大悪党の神竜一家の女房なの。親分が死んでしまったのね。赤ちゃんは、その親分の忘れ形見なの。でも、悪党の中で育てば、自然と悪党になってしまうから、泣く泣く、江戸で有名な鉢巻の元へ預けたの。でもって、その産着に、親分の隠し財産のの地図が隠してあると、子分に嘘をつくの。
それで、八巻の屋敷に、盗みが入るんだだけど、美鈴にやっつけられるの。でもって、そいつらが、山海房(悪党)の一味とくっついて、八巻の命を狙うんだけど、最後は、荒海の一家にやっつけられるの。で、赤ちゃんは母親の元へ。
感想。いいわね。赤ちゃん。ホットするわ。
追伸。昨日は、娘の結婚しきだったので、休みました。
すごい雪でしたねえ。帰りは電車が動かなかくて、大変でした。
で、今週面白かったのは、棟末刑事。
リモコンで銃を操作するのだけど、屋上にわざとダミーのリモコンを捨てておいて、犯人が屋上にいたようにおもわせて、実は、自分が操作。それが面白かったわ。