科学探偵ミスターキュリー2

5・6(水)
「科学探偵ミスターキュリー2」小説。喜多喜久
第一弾が面白かったので、買ってみました。東大理系にはかないません。dも、文系推理が全滅している今、理系はまだまだ面白いです。読む価値はあります。
1・科学探偵と炎の魔術師
優太が、ある夜、河原で魔術師が炎を立てるのを見る。老人だった。沖田の処に、優太が質問にくる。科学教室。魔法を使いたい。
これの謎解き、マグネシウムリボン。あるいは、テルミット反応。金属の酸化物とアルミの反応。こっちかも。
2・化学探偵と盗まれた試薬の使途。
過酸化水素水が盗まれた。麻衣が沖田に相談にくる。劇薬だけど、管理は杜撰。これの謎解き。ペットボトルロケットの推進剤に使おうと、少年Aが盗んだ。それを見た姉が、零した。手が白くなった。それで、ミス東科大に応募するためにまた盗んだ。

3・科学探偵と疑惑の記憶。
少女Aがアーモンドを使ったクッキーを祖母に差し入れた。祖母はそれを食べて死んだ。癌の末期だった。アーモンドの匂いがした。知らぬ間に、青酸カリを塗られていたのではないか。これの謎解き。実は、未承認なんだけど、アーモンドの匂がする薬がある。これは時として毒薬になる。それを使っていたのだ。
 
他にも驚きの謎が二つ。