残り全部バケーション

「残り全部バケーション」伊坂幸太郎
短編集。
話がだんだん過去にさかのぼっていく。
それに、突然飛んだり、名前をわざと書かなかったり、かなり読みずらい。
1. 岡田が溝口の所を辞めると言い出す。二人は他人を脅したり、わざと車をぶつけたり、かなりヤバイ仕事をしている。それもすべて、依頼されたもの。
で、溝口は、電話をかけて、その相手と友達になれたらやめてもいい、と言う。さて、電話をかけた相手は、離婚して、今日引っ越しを待つ家族。ふうふと娘。三人は、河口湖へ岡田の車でピクニックにいく。それだけの話。
2.これも、かなり飛んでいる。二人がまだ仕事をしていた頃の話。ある男(暴力夫)のわきで、タイムトラベルの話をする。後日、その夫によく似た男が20年後の世界からタイムトラベルしてきて、その世界では、息子が成長して、その夫に復讐をしていると、写真を見せつける。これも、話が飛びすぎていて、よくわからない。
3・私は、溝口と岡田に拉致させて車に押し込まれる。溝口たちは、検問にひっかかる。でも、トランクの中に数百万があるが、それを見た警官は、怪しまずに通してくれる。溝口たちは、これは盗んだ車だが、ナンバーなどはすらすら言える。私は、胸ポケットにナイフを隠した封筒を持っている。実は、これは、議員を暗殺した男から、凶器を捨てるように、渡されたもの。その事件のせいで、検問が厳しい。溝口たちは、なぜ警官が、現金を見逃したのか、推理にかかる。で、推理したのは、その現金を隠したのが、たまたま、その警官だったというもの。彼が、盗んだ金を、放置してある車に隠した所で、検問に借り出された。で、その車を溝口たちが盗んだ。だから、後で、追いかけてくる。さっきは、段ボールにGPSを仕込んだだけ。で、調べてみると、スマホが入っていた。そこで、三人は、金を山分けして、車を捨てる。これも、話が飛び過ぎていて、ちょっと。
全部がそう。
情報
日能研全国テスト。
TOTEMみたい。
ルミネ環境活動。
ユーグレナは完全食品。
昨日の高島玲子のは面白かったわ。近年になく面白かったわ。特に高畑順子がよかった。宮崎淑子もよかったし。