不条理な殺人

「不条理な殺人」アンソロジー
面白かったわ。
「モルグ氏の素晴らしきクリスマスイブ」山口正也。
モルグ氏がクリスマスをすごそうとしていると、次々と死亡希望者が現れる。まずは、出版社の男。出版の件でトラブル。殺してしまう。次は友人。毒で死亡しようとしている。モルルしまで巻き込んでしまおうと、そこで彼が毒を。次も。次も。最後は大規模。面白かったわ。
「暗号を巻く男」有栖川アリス。
よくわからない。
ダックスフントの憂鬱」加納朋子
犬が足を怪我する事件が続く。で、主人公は、殺人に発展すると予測。それは見られないように夜、仕込みができる所。公園の砂場に急行すると、子供が遊んでいた。砂の中にカミソリが。
「見知らぬ督促状の問題」西澤保彦
これが一番面白かったかな。
主人公がA子から相談を受ける。「家賃を三か月滞納している。XX不動産会社に払うように。B議員」と書いてある。
そのマンションの持ち主は、B議員の妻で、大家もそう。XX不動産会社ではない。
さらに、A子は滞納していない。さらに調べると、三週間を開けて、C、D、E子も同じような督促状を受け取っていた。誰も滞納していない。B議員の妻に問い合わせたが、督促状は出していない。
その夜、A子は謎が解けないまま帰る。天気予報では、深夜から嵐になる。
さて、翌日。F子が殺された。犯人はすぐに逮捕された。A子が、犯人がF子の部屋から出てきたところを見たから。
A子はコンビニに行く途中だったと証言。それを聞き、主人公はA子が嘘をついていると見抜く。そして、督促状の謎を解く。まず、A子が一回に右sんでいるのに、二階のF子の部屋から出てきた男を見たと言うのは変。つまりA子は、F子が督促状を出した男Gに
脅されていると予測して、見張っていた。だから、出てくるのがわかった。
では、GがF子の屋へにいくと、なぜわかったか。それは、主人公がA子と話していて、主人公が、「盗聴をしていたんじゃないか」と言ったから。盗聴男Gは、B議員と不倫していいる女の情報wつかんだ。だが、相手がだれかわからないので、変な督促状を出した。一人づつに。ABCDEまでは、妻に問い合わせをした。では、残りはF.。B議員から出しているので、不倫女は問い合わせをしないはず。で、残りのF子の部屋に行って、脅すか、関係をもとうとして、殺してしまった。
なぜA子が見張っていたとわかったか。証言が変。深夜から大嵐になると天気予報。だったのに、コンビニにいくはずがない。
感想。まさに、推理推理だったわ。

2「給水塔」恩田陸
ある老人が「給水塔に鬼がいた」と言ってわき見をしていて、車と事故。その後、石段を主婦が転げ落ちた。「幽霊を見た」と言った。その後、小学生が消息不明になった。やはり「鬼を見た」と言った。
その後、車が壁に衝突した。塀が崩れた。
これについて、主人公の推理。
昔、三人の男が人を殺した。給水塔のそばに埋めた。しかし、建て替えの話がでた。それで掘り出そうとした。二人は右と左のアパートから見張り。誰か来たら、懐中電灯で給水塔を照らす。それが、鬼の目に見えた。三人目の奨学生は、仲間で入って、犯人に殺され、埋められた。その後、壁の衝突は死体をどさくさに紛れて夜、運びだすため。しかし、警察が厳しくて、まだ運び出せずにいる。ちょっとホラーで面白かったわ。他に面白い短編が三つ。
情報。
崎陽軒のシュウマイ、長持ち。
クラブツーリズムの旅、いい。
ユーキャンの資格、沢山。