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伊藤忠商事ひとりの商人、無数の使命。
伊良湖岬、プルスワンの犯罪」西村京太郎。
スケールが大きくて面白かったわ。
まず、車に乗っていて狙撃されて二人が死ぬの。一人は国会議員の立候補者、一人はやくざで街金の社長。薬きょうっから指紋が出て、元自衛隊の狙撃訓練をしたAだと判明。でも、死んだ二人はそんなに大物ではないので、デモンストレーションではないか。これから大金が動いて、大物が狙われるのではないか。ピックアップする。その中に、一人、川口という男がいる。ノーベル賞を撮っていて、B社の社長。すごいレーザー光線を発明したと言われている。Cファンド(アメリカ)が大金を出して、援助している。三鷹に会社がある。戸津川たちは行く。壁が一メートルもあるような、要塞並の会社。
そのうち、川口社長は狙撃されるが、助かる。
で、B社は声明を出す。会社の上を飛んだ物は、レーザーで狙撃する。D新聞社のヘリが飛ぶ。レーザーで爆発させられる。米軍のヘリが飛ぶ。同じ結果。すごい威力。
そのうち、AがB社に侵入して、川口社長を狙撃して、爆弾をレーザー光線発射装置に投げる。電源が入っていたので、大爆発。Cファンドの長が命からがら逃げだして、一部始終を語る。しかし、レーザーの設計図がアメリカのCファンドに残っていたので、高額で、米軍に売れた。
戸津川たちは、変だと感じ、推理。もしかしたら、レーザーの性能は、思ったようによくなかったのではないか。しかし、Cファンドは米軍と契約をしてしまったので、一芝居うった。それが、ヘリの炎上。ヘリの下に爆薬をしかけておいて、れーざーで撃ち落とされたように思わせる。さらに、B社のレーザーも爆破。それにはAもかかわってている。
しかし、Aはアメリカに逃げていってしまっていた。で、この後、命を狙われたAが想定外の方法で日本に帰るのだが、それもスケールが大きい。面白い