九州新幹線マイナス1

九州新幹線マイナス1」西村京太郎。
スケールが大きくて面白かったわ。
まず、吉田刑事のマンションで火事、女性が殺されている。しうかし吉田刑事は、娘と一緒に九州新幹線に乗っていて、アリバイがあった。その後、九州新幹線の車内から吉田刑事の娘が誘拐される。最初は誘拐だとは思わなくて、乗客のボストンを一つ一つ捜査。しかしいない。で、後から考えると、車掌がグルなら、可能。
その後、吉田刑事のもとに電話がかかってくる。娘を帰してほしかったら、銀行強盗に協力せよと。それは、銀行強盗の訓練をするので、警察に連絡しないように、吉田刑事が、警察手帳を提示して、説得するというもの。それは成功。その後、今度は、九州新幹線の乗客を人質にして、JRから100億強請るというもの。これも成功する。
その後、娘は帰ってくる。で、吉田刑事は犯人を推理。5人の特徴や、呼び方から、知り合いはいないかどうかを推理。で、一人の女が、死んだ妻の友達に似ていると思い出す。で、妻の住所禄から、女の住所を割り出す。で、急襲するが。後は読んで。
ああ、それから、吉田刑事のキャラ設定がいい。兎に角、ほら吹きで、銀座のバーで大洞をふいて、ママから金を借りて返さなかったり。そのバーでの話から、たどって、女にたどり着く一面もある。
兎に角、スケールがでかい。こんなスケールの出かいのが成功するかと怪しむ点もあるが、面白い。

情報
東急ホームズ、いい。