死体置き場で夕食を

家はヴァンス。
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「死体置き場で夕食を」赤川次郎
この人のは軽くていいので、よく買う。でも今回のはあまり改行もなく、内容もぎっしり詰まっていて、かなり重かった。では筋。
芳子夫妻が山道で雪に閉じ込められて、山荘へ駈け込む。翌日起きると他の6人が誰もいない。雪かきまでしてあって、部屋も片付いている。こうなると、双子の部屋を思い出すが、それではない。今回は眠り薬を盛られて、翌日まで寝てしまったというネタ。それから福原の死体も。そうそう。ここでは全員偽名で止まっているのだが、6人全員が偽名と本名、おまけに6人全員が双子。それが偽名。ものすごく煩雑で覚えにくかったわ。せめて本名にしてほしい。さて。
刑事がくる。ものすごくおお金持ちのお坊ちゃん。ヘリで来る。富豪デカみたいで良い。
刑事が言うには、ここは池島という大金持ちのもの。それが勝ってに使われていた。その話をしたのが駐在所。で、山荘へかけつけると、山荘が燃えていた。夫がいなかった。
さて、芳子は刑事と食事。そこに新聞があって、女性の死体の情報。浜村ユキ子。それは福原の妻と名乗った女だった。
浜村のアパートへ。親戚は葬式をこばむ。池島が葬式を出した。浜村の働いていた学生寮。そこの同僚の話。時々おしゃれをして、池島と名乗っていた。そこで包丁を投げられて、殺されそうになる。そしてテレビのニュース。交通事故。死んだのは湯川と名乗っていた男。口ひげを点けていたけど。湯川の住所へ行ってみる。コメディアンの相方という男がいる。死んだのはマック和田だという。刑事と芳子の家へ帰る。山荘でミミと名乗った女が訪ねてくる。住所交換はしていた。ミミが、双子がいて、呼び出されたと言う。そこは中華屋。行く。大爆発。ミミは死んだ。
というように、山荘で止まっていた客全員が双子で、分け合って、その双子が殺し屋を雇ったらしい。この後は入り組んでいるので、読んで。
複雑でしんどかった