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快朝酵素、いい。

役に立つ青本、赤本。
「夢幻花」東の圭吾
前にも読んだような気がしていたけど、すっかりわすれていたし、江戸時代ものに絞って書こうと思ったので、参考までに読んでみました。
長かったけど、面白かったわ。黄色い朝顔を育てている老人がいて、それを写真に撮ってブログに上げようとしたら、それは危険だから駄目だと言われたの。莉乃という少女が。
で、次に行ったときには、その老人は殺されていたの。で、黄色い朝顔の鉢が盗まれていたの。さらに、布団に水がこぼれていたの。で、事件は他にもいくつも起きていて、それぞれについて、過去とか捜査状況とかが語られて、長くなるのだけど、面白いのは、刑事と名乗っていた男が、勝手に、裏で、「ボタニカル研究所」とかの名刺を作って、裏捜査をしているの。これは新鮮。まあ、言ってしまえば、その黄色い朝顔は、朝鮮朝顔で、種に幻覚作用があって、危険なんだけど。で、江戸時代からそれを保存していた家系が、その刑事の家で、刑事はその朝顔のことをよく知っていたんだけど。とにかく複雑に色んな事件がからんでくる。それから面白かったのは、ブログに結局、莉乃はその朝顔の写真を載せるのね。すると、それは危険だから、則削除しなさいと忠告してくる老人がいるの。でも、なぜ危険なのかは教えてくれないのが、ミステリーのミステリーたるゆえんなんだけど、まあ、参考になって、おもしろかったわ、
ああ、それから、殺人犯を特定するのは、まず、被害者がお茶断ちをしていたと言う情報を得るのね。それなのに、机にお茶のペットボトルが乗っていたの。だから、来客があったと推理。その人が殺した。なぜかは、読んで。で、二時間後に今度は、朝鮮朝顔を昔被害者と一緒に研究していた研究者が訪れる。そして、茶碗に、水をこぼしてしまったから、ペットボトルからお茶を注いだ。そして、朝鮮朝顔の鉢を見て、これは新種だと悟って、盗んだ。この人に関しては、割と最初から登場していたわね。何しろ一緒に研究していたのだから。まあ、詳しいことは読んで。