万華鏡 - 唐沢通信（ライトノベル・アニメ感想）

「万華鏡」ホラーアンソロジー。
これは今一だったわ。「行きどまり」が大傑作集だったから買ったのだけど。
１・高橋克彦「万華鏡」
締切に追われる作家が、万華鏡に取りつかれる。それを拡大して見るために、ビデオを病室に運び込む。黒い虫みたいなものがいる。拡大してみると、死神で、鎌で殺されてしまう。
２・小池真理子「夜顔」
病弱な私が幸せそうな家族に会う。しかし、それは首つりをしてまだ発見されない家族だった。
感想。ありがち。
３・「夢」乃南アサ。
美容室のチーフの女性が山口君と噂されている。しかし、山口君を狙うA子が絶対奪うと宣言する。チーフの叙せ宇は西口と付き合う。しかし、ある日、山口が現れ、俺と結婚してくれると言ったじゃないか、と迫る。付きまとわれていたのは、山口と同時に、私だった。
感想。うーん。
４・幽霊・山崎光男。
２０年前に癌の手術を行った。A医師。その患者B子に出会う。その患者は胃を半分取ったが、リンパに転移していた。普通は死ぬ。だが、生きていた。といううことは、自然治癒？　でも、どうも幽霊にあったような気がしてならない。帰りのタクシーの運ちゃんに幽霊の話をする。しかし、運ちゃんは顔がない。
感想。よくわからない。
５・「麦の記憶」森万砂子。
私、前生は麦だったのかも。分れた妻が話に来る。二歳の息子の話ばかりする。最後コーヒー。苦い。「だって息子が死んだんだもの。生きていても仕方ないし」という。私が麦になって見ている。
感想。よくわからない。
６・約束の指。久美沙織。
私、妊娠していて、昔の友達に逢う。美人でバリバリのデザイナー。で、視点が変わって、友達A。殺人をしていて、左手の薬指を切って、指輪にしている。
感想。よくわからない。
７・見つめる物。竹川聖。
セックスを蝙蝠が見ている。それだけ。
感想。よくわからない。

情報。
まごころ畳、０１２０−２０３−６０３
発芽野菜は、大豆イソフラボン。