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24時間オリンピック、NHK
「神の舌を持つ男」は面白かったわ。今回は、手とかドライバーの先からでも、付着したものがわかる。進化と言うべきか。横溝趣味が最高。で、筋。
まず、駐在が殺されて、観光客のA男が殺されて、村人のB男が殺される。最初は刀。二人目は毒殺。三人目だけ、蹴鞠歌にのっとって、殺されて、木につるされている。で、ドライバーとか殺された人の口とか手とか舐める。で、解決。まずは、ドライバーの先と、車の鍵の味がそっくり。で、B男は漫画家志望で、車の中の剣に執心してた。だから、ドライバーで車の鍵を開けて、剣を盗んだ。それを駐在に見つかって、戦って、謝って殺してしまった。次の毒殺のB男の犯人は妻。毒ぜりを入れた。動機は、浮気を疑ったから。で、三人目のB男殺しは、B男の閉じ込められていたお堂の鍵と住職の手の味がそっくり。で、B男が閉じ込められていたのを住職が助けて、争いになって、まちがってB男を殺してしまった。で、蹴鞠歌になぞらえて木につるした。
この作品は、舌が何でも感じ取れると設定した時点で、大傑作だよね。私も、口で噛んだとたんに、血液型がわかる犬とか発明しようかな。時代劇を書いているんだけど、縛りがなくて、苦労しているの。指紋もDNAもないのが推理を発揮できると思って挑んだんだけど。あまりにも縛りがなくてね。せめて、血液型だけでもわかれば、ぐっと絞り込めると思うんだけど。あ、その場合は、戦った現場に犯人の血液が落ちていないといけないんだけどね。あ、これは現代ものでも、新本格、孤島の殺人とか使えるかも。