彼女の色に届くまで」続き

「彼女の色に届くまで」続き。
2・銀座の父の画廊。真贋の個展が準備されている。B画家が、新しいインスピレーションを得て、油性ペンキを運び込ませて、新作に取り掛かっている。そんな折、離れで、B画家の真作の絵の下に、ペンキが巻かれて、メモが貼ってある。「鼠を放流中。全館に」
で、全員が捜索、倉庫など。B画家の真作がめちゃめちゃにされる。しかし、油性ペン期の上を歩いた形跡はなし。
この謎解き。ペンキの下に透明なビニールを敷き、シートを捲って歩いた。これは、前にも会ったトリックと同じだよね。雨の日、足跡のない殺人。実は、畔にビニールシートを敷いて、置き、その上を歩いて殺した。帰りに回収して帰った。で、犯人は、ペンキがついても怪しまれない人。B画家。
動機は、贋作のほうが出来がよかったから。
情報
新宿瑠璃光院白蓮華堂。0120−517−517
東京霊園0120−40−3333