地図男

地図男』真藤順丈
ダ・ヴィンチ賞、受賞作品だそうです。この人は、他にもホラー小説大賞やポプラ社小説大賞を受賞している人だそうです。で、内容ですが、ラップミュージックみたいに言葉が氾濫していて、よく分からないです。それが文学だ、といわれればそれまでですが。私にはちょっと。この人に比べれば、地味ではありますが、言葉の意味を伝えようとしている井上荒野のほうがまだ、分かりやすいです。

追伸。この前、『風のガーデン』を見ていて、感心しました。倉下聡なんですが、あれだけの年で、評判も確立していて、まだ、医学の勉強をして、新しい分野を開拓しているからです。小説家も脚本家も一生勉強なんだな、と痛感したので、私も、名前を、主人公と同じ類に変えることにしました。今まで、ずっと類人って名が好きではなかったのですが、折角出版社の人につけてもらった名前だし、ブログで人気がでたのもこの名前だし、末広がりだし、と思って使っていたのですが、名前で賞を取れるものではないし、実力で取るものだからと気がついたのです。『風のガーデン』では、今後は、北海道に転勤になると思うけど(多分)、私はコードブルーとかERが好きだったので、そういうシーンもたくさん入るとうれしいです。
それにしても、橋田スガ子(字が分からないのでごめんなさい)もものすごい勉強しているし、やっぱり活躍している人は、がんばっているんですね。公式ホームページは、すぐには直せないので、そのうち直します。

追伸2。株価が下がっておりますですねえ。私も、株価を下げ止まるように、何かをしなきゃと思っていたのですが、ふと、3年前、『ゴクデカ』を書いたときに、あがったのを思い出しました。任侠言葉で、読者の乱入してくる奴です。で、それとそっくりなのを、『横溝正史賞』に出したのですが。まあ、だめでも、ブログで発表すれば、また、あの時と同じ現象がおこるかも。