交渉人、スイート・リトル・ライズ

『交渉人』(映画)
スケールが大きくておもしろかったわね。



『スイート・リトル・ライズ』(映画)
帯から−−この日常に不満はない、と瑠璃子は思う。寂しさは人間の抱える根本的なもので、自分一人で対処するべきで、確かに-- たとえ夫でも、救ってもらえる類のものではない。瑠璃子と二歳年下の夫、聡。一緒に眠って、一緒に起きる。どこかにでかけても、また一緒に帰る家。そこには、甘くて小さな嘘がある。夫(妻)だけを愛せたらいいのにーー。



来週は『スカーペッタ』(上)と(下)の予定。『Gフォース』も『ダレンシャン』もぜひみたいので、そのうち。

今週おもしろかったのは、寺島進主演のミステリー。
内容。殺人事件が2つ。一つは最近。一つは15年前。時効まで10日。まず、最近の方。被害者をAとする。Aは口が悪く乱暴。いつもトラブルを起こしている。その一つは、ハンコ屋と。ハンコを作り直させた。それで恨みがあるんじゃないか? 
しかし、この男にはアリバイあり。もう一人のトラブルの相手は、配達人。植木の若い芽を踏んだだけで、強く怒られた。結局犯人は配達人。防犯ビデオの映像が決め手で自白。
もう一つの事件。被害者をB。15年前。骨董が趣味の菓子メーカーのご主人が殺された。骨董の目録が残されていた。しかし、内容が違っていた。将棋の駒。本柘植の最高品と書いてあるのに、二級品に変えられていた。
寺島は推理する。この駒を変えている途中に被害者Bが帰ってきて、鉢合わせしたので、殺したのではないか。それで、駒の作者の家に行く。作者は、その安い駒を見て、犯人が誰かわかったようだが、名前を言わない。犯人は自分だと主張。
本柘植の駒を売った事を知っている人間がすり替えたのだから、この職人の周囲の人間、もしくは弟子だろうと推理。
調査すると、Cという弟子が浮かぶ。しかし現在の名前とは違うようだ。
一方、15年前、事件の頃、ガス会社の女性が目撃されていた。その女性は、翌日殺された。その女の夫の証言。「何かを拾った。狛江の住所を調べていた」死んだとき、髪の毛をむしったのか、他人の毛をもっていた。
寺島は、何かの機会で、Aの事件の容疑者のはんこ屋へ行き、歩美という字を見ていた。そして、すり替えられた駒の「歩」とよく似ていることで、ピンときた。さらに、その容疑者は山形の出身で、昔、将棋の駒を掘る修行をしていたことを聞き、されに、調べると、昔狛江に住んでいたことも判明。→詰め寄る。はんこ屋は15年前の事件を自白。

『誘拐ラプソディ』が公開されましたですねえ。これは、私もブログに乗せたので、映画化に一役買ったのではないかと自負しておりますが。面白いですから、ぜひごらんください。