刀語、月の恋人

刀語」(西尾維新




月の恋人」(道尾秀介
キムタク主演のドラマの原作ということで読んでみました。
道夫秀介にしてはかなり地味でした。
あの「ひまわりの咲かない夏」みたいなメチャクチャな所がなくて。
やはり、月9でラブストーリーという制約はきつかったのでしょうか。
もう、ダイブ進んでしまったので、ストーリーはざっとで、私なら、この先どうするという部分を大幅に入れてみました。
原作のストーリー。

蓮介(レゴリスの社長)は、中国の潰れかけた家具メーカーを買収。そこに働いていたシュウメイをモデルとしてスカウトする。
一方、弥生は中国で、蓮介と出会う。
帰ってきてから、花火やさんへ就職。
レゴリスは宣伝に花火を使うことを決定。弥生と蓮介は再会。
しかし、シュウメイの万引きを見ていた男がいて、問題になり、シュウメイはモデルから下ろされる。

ここからが、私のアイデアです。
シュウメイが家に帰ると、万引きを見ていた男が死んでいる。(いろいろと悪い連中とつながりがあって、そいつらに殺された)。
しかし、シュウメイが凶器に触ってしまったことで、シュウメイは犯人とされ、警察に追われる。(「逃亡者」みたいに)
蓮介は、命がけで、シュウメイを守り、無実の罪を晴らす。毎回、悪役の刑事との息詰まる接近戦がある。やっぱ、徹底的に強くて、魅力的な悪役が必要よね。そうね、やっぱ、「逃亡者」の刑事みたいな。

来週は「遺留品」と「悪人」(上)の予定。

追伸。今週面白かったミステリードラマは、内田康夫の「ふぐ腹警部」だったわね。これで、内田康夫は突き抜けたんじゃないの?
内容。まず、男女がいるの。いつも同じ喫茶店で、コーヒーを飲んで、プリンを買うの。その二人が奥多摩で心中をするの。
コーヒー缶の中に青酸カリを入れてね。
でもって、死んだA夫には8千万の保険がかかっており、B妻はもらった土地が3億になっているの。
まずは、B妻の夫(C)が疑われるの。でも、Cは夜9時(死亡推定時間)、都内でアリバイあり。
Aの妻(D子)も、ピアノを弾いていて、隣の主婦がこれを録音していて、アリバイあり。となりの主婦は、9時過ぎには、騒音がうるさいと言って、毎日録音しているの。
都内から奥多摩までは車で2時間。
さて、D子にはストーカーがいたの。そいつが、殺害現場を目撃していて、ハンドバッグなどを持ち去っていたの。
そいつが、D子にいいよってきたの。そして、証拠品を返すから、付き合ってくれというが、殺されてしまうの。
でも、ケータイに、自分が二人を殺したとメール文章を残し、自殺すると書いているの。
しかし、二人に怪しまれずに、青酸カリを入れるのは、第三者には不可能と主人公の警部は読む。
それで、D子のアリバイを調べるために、録音されたテープを片っ端から聞くの。
すると、調律が合っていない日が続いていたのに、殺害の日だけあっていることを発見。
D子の家のピアノを調べると、久子と調律師のハンコが押してあるの。そのハンコは、殺されたB子と同じ。B子も久子。
これで、なぞは解けるの。

つまり、CとD子が共犯なら可能。
まず、D子は、ピアノを久子が弾くという条件で、夫(A)を車に乗せて奥多摩へ。そこで夫を殺す。
そして、久子は9時ちょっと過ぎまで、D子宅でピアノを弾いていたが、近くの駐車場で、夫に殺される。だが、調律して、ハンコを押して、そこにいたことを証明していた。
その後、Cは車を奥多摩へ移動。Aと並べておく。
これは、古くは、「点と線」のトリックだわね。東京駅のホームで、並んで歩いているように第三者にみせておいて、心中にみせかける、ってトリック。傑作だわね。

追伸2.駅で、朝鮮人学校の無償化の署名を求めていたので、したの。子供は、国籍がどこであれ、国のたからよ。いくらかでも援助してやってほしいわ。
彼らの中には、「血と砂」みたいな売れ筋の小説を書く人がいるかもしれないじゃない? あるいは、「パッチギ」みたいな映画を撮る人が現れるかも。
あるいは、北朝鮮はサッカーが盛んだとかいうから、弱い日本を救う選手が現れるかも。くりかえし言うけど、負けてばかりいる日本の救いの主が現れるかも。(日本の国籍を取ってくれることを望むけど。まあ、それは強制できないけど)。日本も、もっと勝つ気を起させるために、勝ったら家をあげるとか、何か考えるべきよね。


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