潜伏。日本のエーゲ海、日本の死

「潜伏」仙川環






その時の医師が、実は犯人。ヤコブ病を発覚させないために毒殺していた。そして、その医者は歩美のごく親しい人だった。犯行声明はノイローゼの別人だった。いつもながら、スピーディで面白かったわ。

日本のエーゲ海、日本の死」(西村京太郎)




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追伸。今週面白かったのは、「遺品整理人」。
まずAが死んで、元妻から遺品整理を頼まれるの。Aは窓から突き落とされて、殺されたっぽい。遺品の中に、数字とあり。それは緯度と経度だった。そこへ行ってみると、ガイコツあり。それは、Aの勤めていた会社の社長(C)が借金をしていて、その取り立ての男だった。B。Aは16年前に離婚。Cも離婚。Cは16年前に失踪。16年前にBは殺された。つまり、Cが殺して埋めたのではないか。失踪した日から15年。もうすぐ時効。

さて、借金を貸していた街金の社長Dは、Aに借金があったとして、勝手に家に入りこんでくる。で、ある日、遺品整理会社の社員がDを尾行すると、殺されていた。逃げ回ったいたCが逆に恨んでDを殺したと思われた。
だが、主人公は、Aの部屋にあった帽子が新しい(Cと同じ型の帽子)ことから、Aの殺人の犯人は、Cではないと考える。
で、Cの離婚した妻が病死する。遺品整理を頼まれる。16年前の日付のあった白い位牌があり、事実を悟る。
つまり、16年前にBを殺したのは妻。AとCが遺体を埋めた。それを嗅ぎつけた社長のDがAを脅迫していた。で、A殺害に関して。犯人は、Cの息子。16年前の真実を聞きたくて、Aと争っていて、間違って突き落とした。そして逃げる所をDに見られ、脅迫され、これまた争って殺してしまった。