耳をふさいで夜を走る

耳をふさいで夜を走る(石持浅海

これはちょっと、新しいというか、個性的すぎて、困ってしまったわね。彼、才能はすごくあるんだけど、ありすぎるから、凡人には理解できないところがあって。前の「カイニス」だっけ。あれもそうだったよね。まあ、この前の短編のアンソロジーが素晴らしかったから、よしとしましょう。