大江戸さん男事件帖

「大江戸さん男事件帖」幡大介
これは、薀蓄ばかりで、あまり。読むのにしんどい。
筋。は組のお栄の幼友達のお夏が、水茶屋を辞めたいといった。彼女を目当てに通ってくる外様大名の次男の秋山主馬に言い寄られて、困っているとか。翌日、お夏が殺されてしまった。
与力の増岡じーさんは、秋山の探索を始める。秋山には、過去三人の女を殺したんじゃないかとの噂があった。増岡じーさんは、変装して尾行するが、すぐに見破られてしまう。秋山の悪友の浪人が、逆尾行して、与力だとばれてしまう。秋山主馬は、画策をする。青山の料亭の酌婦のお澄を神社に走らせる。そこで、悲鳴を上げさせて、増岡じーさんが駆け付けてくる。そこには秋山が抜刀して待っている。戦っていると、近所の勤番侍が駆け付けてくる。外様の侍である。秋山が、「こやつが女に襲いかかったので、拙者が助けた」と言えば、秋山を信じる。増岡は蟄居。三日後に切腹と決まった。
所で、お栄が、「私が囮になる」と言い出した。は組の伝次郎たちは、お澄の実家に行って、本当のことを証言してくれと頼む。数日後、伝次郎たちが、再度、お澄の所へ行くと、秋山主馬の友達の剣豪が、お澄を殺そうと来ていた。切られそうになったが、助ける。お澄は証言するという。
料亭で、お栄は、主馬に合うが、失神させられてしまう。駕籠に乗せて、どこかに運ぶ。尾行してきて三太郎は、店の前で、待ちぼうけ。しかし、雨嵐が一緒なのと、駕籠の端からお栄の着物がのぞいていたので尾行。小石川の近くで雨嵐と戦う。その間に、駕籠は秋山の下屋敷に入る。一方、は組も、小石川に秋山の下屋敷があると知り、そこへ。屋敷の中。三太郎と主馬は戦う。お栄を助け出す。そこへ与力やらは組の連中がかけつけ、主馬を取り押さえる。