1981年のスワンソング

3・23(月)
「1981年のスワンソング」小説。五十嵐貴久
1980年の小説を書いていて、参考までに買ったの。参考になったわ。「11pm」とか「独占男の時間」なんかは覚えていたけど、松田聖子田原俊彦近藤真彦なんかが、デビューしたてで、まだ、まだ新人だったことなんか、すっかり忘れていたわ。懐かしかったわ。ストーリーは単純。現代から1981年にタイムトラベルした29歳の男が、現代のヒットしている歌、たとえば、ツナミだとか、そういうのを勝手に歌って、ヒットしていく話。最初は、代々木公園に行って、時間をつぶして、そこでバンドをやっている人たちと息があって、おごってもらって、夜は公園で野宿して、そのうち、自分で歌った歌が、プロデゥーサーの目に留まって、面倒を見てもらえると。そして、ツナミなんかをテレビで歌うと。まあ滅茶苦茶だけど、面白かったわ。とくに、オチはない。SF好きだと、平衡宇宙かと考えたりしたけど、そこまでのこともない。

情報
クロレッツ・ニュー。清涼感30分。
JA介護共済始まる。