科学探偵Mrキュリー

4・29(水)
「科学探偵Mrキュリー」喜多喜久 続き
3・化学探偵と人体発火の秘密。
ある教授Aが、退任すると発表した時、挨拶すると、ろうそくの火が燃え移ったのか、髪の毛が燃えた。その時、そばにいた研究助手のBが消火器の液体をかけ、すぐに消した。麻衣は、スマホで、撮影していた人がいたので、分析を沖田に頼む。
ろうそくからは30センチも離れていた。頭から発火したように見えた。さらに、A教授は、毛生え薬の研究をしていて、それを使って、本当に毛が生えてきたように見えた。で、共同研究の会社から、多額の援助金を貰っていた。だが、あまりの急な退任なので、周囲からは不信がられた。それで、沖田は謎を解く。
あれはニトロセルロース。発火剤だ。A教授は、実は、嘘をついていた。開発した薬に効力はなかった。でも、援助金がほしいので、少しづつ伸ばした鬘を被っていた。しかし、これを24時間被っているのは、苦痛になった。それで、燃えて、毛根が燃えたという芝居をした。それで、B助手に発火ボタンを押してもらうことにして、自分は、ニトロセルロースを入れた鬘を被って、わざとろうそくの近くでお辞儀をした。で、燃えた。これで、鬘を被らなくて済む。で、薬のこともばれないように退任。というからくり。

4・化学探偵と悩める恋人たち。
A男とBこが同棲をした。B子は好きだと言っておきながら、体に触れさせてはくれない。食事も別々にとる。ひどく冷たい。さて、C子がいる。C子はA男に一目惚れしてストーカーをしている。さて、舞子は、偶然C子がA男のごみを捨てたのを拾うのを見る。A男とは顔見知り。A男にB子についての相談を受ける。さらに、C子が一日に、何回も無言電話をしえいるという相談も受ける。
で、まずA子を尾行。すると、ある病院へ入っていく。看護師に聞くと、子供の見舞い。さては隠し子か?と疑る。
次にC子を尾行。その日は、B子のごみをA男が捨てた。それをC子が拾った。それで、怒鳴って、ごみを取り上げた。見たら知らない薬の殻ばかり。
で、これを沖田教授に相談する。沖田教授はそのごみを見て、ピンとくる。実は、それはエイズの薬。
でも発症していなければ、すぐには支障はない。そのレベル。
で、A子を説き伏せる。すろと、泣いて、エイズだけど、B男が好き。打ち明けるかどうか迷ているという。それをこっそりB男に聞かせる。B男はそれでもA子が好きという。さて、C子はおきざり。
もう一つ面白い謎が。ぜひ読んで。おすすめ。

情報
利尻昆布染め、いい。