科学探偵Mrキュリー

4・28(火)
「科学探偵Mrキュリー」喜多喜久
1・科学探偵と埋蔵金の謎。
東京科学大学という大学のキャンパスの事件です。作者が東大を出て、薬品会社の研究部門にいるだけあって、相当に科学に詳しいです。でもそれは、第一話だけ。後は、文系でも書けるかな?
仁川は、夜中に、穴を掘り返している人をみつけ、庶務課の麻衣に相談します。麻衣は上司のネコヤナギに言われ、沖田教授に相談にいきます。あ、その前に、穴の中に暗号があります。「埋蔵金の在りか、正門=109、ホームベース=22」
仁川は、ミステリー研究会なので、正門とホームベースをつないだ線の上のあちこちを掘り返し始めます。沖田は、109は金、22はマイネリウム。これは元素表として、それを正門とホームベースに合わせる。22番にある。と推理。そこから、塩化銀の入ったボトルが出てきた。ここからが沖田の推理。農学部では、希土類の元素を植物に入れて、薬にする実験をしている。それが、功を奏して、共同開発の会社から多額の援助金をもらった。しかし、これは、偽装だった。で、土を調べられたら、偽装がばれてしまう。それで、掘り起こした。で、その場面を見つかったので、埋蔵金の紙を入れた。
感想。なかなかに難しかったわ。

2・科学探偵と奇跡の治療法。
舞のおじさん夫婦が、詐欺的な医者に引っかかった。妻が癌だと言われ、ホメオパシーという薬を、数百万で交わされた。それを、詐欺だと思った麻衣は、沖田に相談する。沖田は、その医者の処へ行く。そこで、大学時代の同僚で、製薬会社で働いているAに逢う。Aは癌の新約を研究している。沖田は張り込むことにする。その医者の薬で、癌が治ったという患者に逢う。そこで、その患者から、呑み残しの薬をもらう。さらに、舞の叔母は、セカンドオピニオンで他の医者にいかせる。さらに、呑み残しの薬を貰う。すると、叔母は癌ではなかったことがわかる。で、薬を調べる。それは、砂糖だった。しかし、癌が消えた患者の薬からは、未知の成分が検出される。それで、次のように謎を解く。
その医者に来た患者は、とりあえず、癌だという。しかし、癌でない人には、砂糖の薬を出す。で、本当の癌の人には、A男のもってきた未承認薬を出す。それで、人体実験をしていたのだ。

情報
完熟アロエをまるごと純しぼり。
グローバルワーク、いい。