王妃の館

5・2(土)

「王妃の館」(映画)4・25公開、浅田次郎原作。
本来は、ミステリー以外はあまり読まないのだけど、水谷豊が宣伝していたので、(上)だけ読んでみました。感想。やっぱり、ミステリー以外は今市ね。
内容は、ごく単純。不渡りをだしてしまいそうな旅行会社が、有名な「王妃の館」という超高級なパリのホテルに、ダブルブッキングするの。一つは、昼間観光をして、夜、部屋を使うという200万(10日で)のツアー。もう一つは、昼間のツアーの間だけ、部屋を使い、夜は、ワインセラーを改装した部屋で寝るという、夜ツアーで、こちらは20万(10日で)。
で、荷物は、ホテルの従業員が、協力していて、昼間のツアーの人のは、カギのかかったクローゼットにしまってくれる。夜の人の荷物は、ワインセラーの中。
で、ご推察の通り、ニアミスが起こる。で、夜ツアーの添乗員が、我慢ができなくなって、ダブルブッキングのことを離してしまう。でも、夜ツアーの人たちは許してくれる。
でも、荷物が部屋に残っていたりして、(当然だけど)、慌てたり、いろいろ。で、参加者の過去なんかが、じっくりと描かれる。中にはカード詐欺師や自殺志望の夫婦がいたりして、ハラハラドキドキさせる。それはまあ、常套手段。でも、途中からいけない。途中から、天才小説家の小説の内容が延々と描かれる。それが、ルイ14世の恋なので、朕は、とか、ませませとか、古めかしいことばが延々と出てきて、超退屈。これはいけない。下を買わなくてよかった。

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