カササギたちの四季

6・7(日)
カササギたちの四季」小説。道尾秀介
この人も大ファンなの。必ず買う。今回もはずれなし。短編集。
1・主人公は、カササギとリサイクルショップをやっている。その倉庫へ、子供が訪ねてくる。前に遊びに来た時にハンカチを落としたらしい。探したがないと帰って行った。
その夜、そうこでボヤ。鳥の置物が燃えた。焦げた程度。
次の日、別のリサイクルショップから電話。鳥の置物を買いたい。焦げたのを一万円で売りつけた。売った先を尾行。旋盤やだった。親父が話好き。それは前に盗まれた者。長男の嫁に、義母はつらく当たる。でも、孫には優しい。その鍵穴は特殊。開けられていた。遺言書の燃えカスがある。
それで、カササギは次のように謎を解く。遺言書には、嫁には一銭もやらな、だが、孫には全財産をやると書いてある。次男にもやる。次男は、それをここに隠した。で、燃やされたが、取り出した。それで、一安心。
だが、真相は違う。私が入れ替えたのだ。本当は、ヤバイ嫁と次男の写真が入っていた。次男はこれで、嫁を脅したいたのだろう。で、嫁はそれを焦がした。それで、嫁は一安心。だが、嫁が、忍び出して、うちの倉庫へ入ったのを、孫が見て、何かを落としたと思って探しにきた。
私は、入れ替えておいた。次男はぎゃふん。
他にも驚きの謎解きが三つ。

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パンテーン。いい。