世界が終わる街」(戦力外捜査官4

「世界が終わる街」(戦力外捜査官4)似鳥鶏
この人のは絶対に買うの。はずれなしね。
このシリーズの前のは水道局えのテロだったかしら。忘れた。テロだと売れるのかね。村上龍の「オールドテロリスト」も超面白かったし。
今回は、鉄道テロ。面白かったわ。「愛国の会」という新興宗教がテロを起こして、何人か逮捕されたの。で、設楽がその中心にいたので、恨まれて、狙われているの。で、品川駅。まず海月が鉄道に突き落されて、救うために、設楽も落ちるの。でも、退避帯がないの。そこへ電車が迫るの。それで、線路に寝て助かるの。
ところで、「愛国の会」を毛嫌いしている凄腕の殺し屋「名無し」という男がいるの。
で、海月と設楽が、目黒の支部を見張っているときに、「名無し」の隠れている車を発見。「名無し」も連続殺人犯なので、公安の三人と一緒に確保にいくの。でも、体がタコみたいに柔らかい奴で、撃たれて負傷しただけで、失敗。
そうこうしていると、ある少年Aがニートなんだけど、バイトで裏切られて、ビルの屋上で、詩織という天使のような少女に逢うの。で、Aは愛国の会の連中と意気投合して、魂の浄化のためには、設楽を殺せと言われるの。で、詩織に相談すると、協力してくれると言うの。で、決行の日、詩織は相手をおびき出して、路地に放置する予定が、一緒に助け手しまうの。車でひき殺す予定だったのだけどね。その後、刑事たちが駆けつけて、詩織は海月だったと判明。で、Aが逮捕されて、愛国の会の何人かが逮捕されるの。すると、相手は機器を感じて、ハルマゲドンを早めるの。
それが、中央線衝突、&脱線。設楽と海月は、信者の情報から、中央線の中野駅が怪しいと睨んで近くの踏切に張り込むの。すると、暴走してくる電車があるの。人質をとって、電気を切断させないようにしているの。それを、横の窓から銃で撃って、倒れたすきに、負傷していた運転手が急ブレーキをかけて、何とか、軽い衝突で免れたの。
これで、三人を逮捕。だけど、まだ7人が泳いでいる。
で、残りの三人は、小田急線にいたんだけど、席を譲られたのを、注目されたと誤解して、中止。で、残りの四人は、新幹線に乗っていたの。それを、海月が推理して、乗り込むの。すると、「名無し」が乗っていたの。で、電車内で打ち合って、何とか、急ブレーキをかけさせて、事故は逃れたの。
いやああ、すごい迫力だったわ。最後の撃ちあいなんか、5ページにも及ぶの。すごい。