グラスホッパー

11・6(金)
グラスホッパー伊坂幸太郎(映画、本)
映画を見たかったけど、体調が今一なので、本を読みました。まずは裏の紹介から。
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師のスズキは、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押しや」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。スズキは、正体を探るために、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋、鯨、ナイフ使いの若者・蝉も、「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに。「スズキ」「蝉」「鯨」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りを上げて、動き出す。疾走感あふれる筆致でつづられた分類不可能の「殺し屋」小説。
さらに詳しくいうと。
鈴木は、「押し屋」を尾行する。しかし、相手は、普通の家。子供が二人いる。で、「押したか?」と聞けずに、家庭教師はどうですか? と言って、中に入りこむ。
一方、鯨は、ある代議士の秘書を自殺にみせかけて殺す。しかし、翌日、同じ代議士からまた、仕事を依頼される。行くと、そわそわしている。それで、自分を殺そうとしていると察知。代議士を殺す。その頃から昔殺した人たちの幽霊が出てきて、苦しむ。
一方、蝉は、上司に岩西から、鯨殺しを頼まれる。行く途中で、「押し屋のことを吐け」と拷問している二人の男をみつけ、興味を持って、戦って、依頼の時間に遅れる。なので、行ったら、代議士の死体がぶら下がっていた。さっきのリンチの場に戻る。そこはフロイラインの会社の倉庫。中では、息子を殺された社長が、「押し屋」を捕まえてくるのを待っていた。
そして、鈴木。ついに、相手に送ってもらって、「押し屋ですか?」と聞く。一応、違うと言うが、怪しい。スズキは、自分の指輪が、男たちがリンチしていた倉庫で落としたような気がhして、おとこにそこまで送ってもらう。この先は、とんでもないドンデン返しが。
感想。超面白かったわ。
情報
クリスマスにはティファニー