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おかしな二人」面白い。大好き。高尾山先生もでていたし。
婦人画報、いい。
「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎
短編集。まあ、小さなミステリの連続。小気味いいといえば、それまでだけど、「グラスホッパー」に比べれば、今一。
1. 市役所に、近所で怪しい男がいるので取り締まれ、と苦情を言ってきた老人がいるの。その人が、帰る途中に、ビルの屋上で、刃物男に追い詰められているの。なのに、きょろきょろして、挙動不審。はては、3−二と書いた紙を落とすの。で、主人公は、それを、向かいのビルで、強盗が起こっていると推理。そっちへ行き、将棋か、碁かのよみで、部屋を割り出して、刑事を呼ぶの。当たっていた。
2. 演説の達人の友達Aが、よる、酔っぱらって、女を部屋に入れたらしいのだが、女は、「眠ったので帰る」とメモを残してかえってしまう。で、朝の四時。一緒に呑んでいたBが交通事故を起こしたと電話をしてくる。でも、目撃者がいたので、助かったと。で、その女を調べるために、最後に呑んだバーにいく。すると、マスターはそんな女はいなかったと証言。だが、最初の店ではいたと証言がある。
で、演説の達人の推理は次。女はいた。だが、Bが、Aの部屋から出てきた女を車に乗せて、事故った。だが、その女を偶然の目撃者に仕立てる為に、幻の女はいなかったと、二件目のマスターに偽証を頼んだ。ちょっと面白かった。
3.正確な体内時計を持つ女の友人Aに、ある劇場のマスターから招待状が送られてくる。だが、身に覚えがない。で、正確な体内時計を持つ女が推理。隣の席が空いていて、そこへ、マスターが来て、Aをくどく積り、と。で、行ってみる。隣は最後まで相手いた。で、正確な体内時計を持つ女にそれを言うと、新たな推理をする。それは、劇団員の一人が、昔、Aに貢がれた男ではないか。それは当たっていた。今一。
全体的に今一。