情報

ユーグレナ1000円。
レノア本格消臭。
ロリエスリムガード。
生葉、効く。
ブッポウソウは忘れない」鳥飼否宇
短編集。超面白かったわ。私も時代ミステリーを書いているんだけど、江戸時代はネタがないの。たとえば、現代ものなら、誘拐に電話が使えるじゃない。その相手(犯人)の電話の後ろにどこかの駅の発着音が入っていたとするでしょ。それをどこの駅か特定して、さらに防犯カメラを調べて、事件の関係者を探して、犯人を突き止めることができるでしょ。でも、時代劇は電話がないから、それができないの。それから、指紋も血液型もないから、大勢の中から何人かを特定することもできない。ま、DNAは嫌いなので、なくてもいいけど(あれがあるとつまらない)。ということで、江戸時代特有の遊び、鳥の鳴き比べを探して出してきたの。鳥屋敷で殺人が起こるって設定ね。その中で、色んな鳥が買われているから、積極的に呼んでいるの。それから、この作者は好きなので、買ったんだけどね。
で、感想。この人、頭が良すぎるの。難しすぎて、よくわからない。でも、鳥の生態は詳しくて、面白かったわ。では筋。
1、慈悲心鳥の悲哀。
私は、大学で、鳥の生態を研究しているの。で、慈悲心鳥の巣に、ジュウイチという鳥が托卵するの。カッコウと同じよ。他人の巣に卵を置いて、育てさせるの。で、ある時、一羽がいなくなるの。落ちて猫に食われたらしい。とここまでは、わかるのだけど、その後がよくわからない。同じ猫を三人が別の呼び方をしていて。と、知りたい人は読んで。
2・三光鳥の恋愛。
三光鳥を研究している。自分の恋愛が絡む。よくわからない。
1. ミミズクの救済。
これもよくわからない。でも、ミミズクはマウスを食べるのは参考になったわ。時代劇だと冷凍はないから、猫が取ってきたネズミとでもしないと駄目だけど。でも、自分で取った獲物を猫がミミズクに譲るかな。問題だ。ああ、江戸時代、ネズミは沢山いたので、ミミズクが自分で取ればいいのか。
ま、余談はさておいて。筋。研究者のAが自分の部屋で頭をひどく打って、病院へ。でも、詳しくは言わない。それで、推理。まず、Aはミミズクを研究していた。ミミズクは、暗闇で見える視力と、鋭い聴力を持っている。この張力を目の見えない子供の役に立てないかと、Aはコンピューターソフトを開発していた。でも、それができれば、すごい発明。で、詳しく言わないということは、これができたんじゃないか。つまり、聴力を視力に変換するソフト。それが正しかったようだ。まあ、まだSFのような話だが、それだからと言って、これがミステリーかというと、疑問。
2. インコの告発。
これもちょっと凝りすぎ。研究室で、A子が首を絞められた。完全には死ななかった。それをインコが見ていて、「トミーのハンコー」と言った。インコは頭が良くて、質問に答えることができる。なので、トミーの犯行と告発したのか。それとも、トミーの犯行と予測していた被害者が、予めその言葉を教えていたのか。それとも。まあ、答えは単純。バカバカしくなるほど単純。笑ってしまう。でも、これも、電話とテレビのない時代ではマネ(アレンジ)できない。知りたい人は読んで。

雑段になるけど、「相棒」も犬の相棒を使えばいいのよ。水谷豊と以心伝心できる犬。で、上司なので、ラジオ体操させられたり、トランポリンさせられたり、キリキリまい。で、犬の上司の頭が痛くなくと殺人が起こる。で、それはマンションから突き落とされたと断定。その部屋へいくと、オームがいて、「珠ののハンコー」と言っている。で、珠のが5人いる。で、一人人のアリバイを調べる。最後は、上の「インコの告発」の真似なんだけど。犬とオームは話ができてしまうから、ダメか。