「美食探偵明智五郎。1」

「美食探偵明智五郎。1」東村アキコ
小説が字が多すぎて苦痛になってしまったので、しばらくは漫画で。
1・つまらないのでカット。
2・ホテルでAが死ぬ。胃の中にリンゴのジャム。食べ物メニューの中にリンゴのジャムはない。なので、昔の恋びとがメイドに化けて毒入りジャムを差し入れたと推理。その通りだった。
感想。刑事でもないのに、明智の信奉者が情報をペラペラ漏らすのが面白い。

「美食探偵明智五郎、2」東村アキコ
ブログで、「グルメ侍」という名で、あるレストランを酷評していた男が、そのレストランでパンを喉に詰まらせて死んだ。明智は、殺人と推理。謎を解く。まず、匿名性の高いブログから本人をあぶりだすにはどうしたらいいか?それは、心当たりのある客だけに、模様のついた皿で出す。そいつは写真をアップするので、特定できる。で、本名を探して、誰もいない時に呼んで、パンを詰め込む。
しかし、その時バイトが「水の入ったグラスで水を飲ませていた」と証言。でも、それを落とした時、プラスチックで割れなかった、とも証言。
で、次のように推理。グラスは二重で手品で使う奴。淵の所にしか水が入っていない。なので、飲ませるふりをしただけ。その通りだった。
この二重のグラスは、私も使おうと思って、ずっと温めていたの。でも、時代劇ではガラスは超高級だから、使えない。残念。
それから、皿で憎い相手をあぶりだす方法はいいわね。私も1980年代物で同じようなトリックを使おうと思っていたの。グルメランキングはいつの時代でもあるし。でも、ブログがまだないの。ということは、匿名でくさすことができない。で、これも残念。
悔しいわ。現代ものでは、まんま、マネになってしまうしね。返す返す残念。
情報
利尻昆布2000円。