水底の棘

「水底の棘」川瀬七緒
昆虫学者とあったから時代推理に役立つかと思って買ったの。なにせ時代物は、指紋がだめ、血液型がない。顕微鏡を使うような微細の証拠がない。たとえば、ユリの花粉とか。分も時刻もない。非常にやりにくいの。で、買ったんだけど、難しすぎて、着いていけない。
いや、地味過ぎてって言うべきか。川田弥一郎の時代推理にも死体のウジの長さで死亡推定時間を出すのは出てきた。これにも出てくる。それまでは着いていけた。でも、その先の別の昆虫が卵を産んでて、それが海の生物なので、海で殺されて、川へ流れ着いたのだろう、くらいから、着いていけなくなる。
それに、刺青も地味。専門的過ぎて、派手さがない。何しろ、この長さなのに、死体が一人しか出てこない。超地味。西村京太郎なら、5人は出てくるぜ。疲れた。犯人もよくわからない。

情報
クリニカいい。
文楽孫悟空を見た。よかった。文楽も変わらないとね。
「神様の恩返し」見たい。
環境教室、9・25有楽町朝日ホール

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