「ワルツを踊ろう」中山七里

了栄は、ある故郷の村に戻ってくる。リストラされたからだ。それまでは金融会社のエリートだった。35歳。朝からウインナワルツを掛けるのが趣味。村は限界集落で、その地区は7軒、9人しか住んでいない。それで、村の活性化を図ろうと、拡声器でウインナワルツを7時にながす。しかし、煩いとクレームが殺到する。それで、どうしたらいいか、一軒一軒回って、調査する。一人は地区長。一人は漁師、一人は村八分村八分の人が、いい人で、本も沢山読んでいて、カラオケ大会をしhたらどうだと持ちかける。早速それに飛びついた了栄は、レンタルっで装置を借りる。おつまみと酒も用意する。10万近くかかってしまったが、浮き浮きと迎える。しかし、来たのは、ぼつぼつで、歌も歌わずに、酒だけ飲んで帰ってしまう。
その翌日、カラオケ装置が壊されている。誰がやったかわからない。これで50マンの損害賠償を求められてしまった。
それでも、村人と仲良くなりたい了栄は、村八分の久野に相談する。そして、この地区の野菜のおいしさに着目する。それを少し沢山作って、インターネットで売ったらどうかと提案される。それで、皆を説得して、インターネットは自分で立ち上げる。
情報
新宿瑠璃光院白蓮華堂0120−517−177
ユーグレナクロレラ配合の緑汁。980円。0120−26−4907