『トリダヨリ』他

karamari2005-11-27

今回は、この一年で、気にはなっていたのだけど機会がなくて紹介できなかった作品をまとめて紹介しちゃいます。参考までに、推理作家協会員の一年は、11末に『このミス』の投票があるので、12月から11月までが一区切りです。

『うなぎ鬼』(高田侑)新潮社
第四回ホラーサスペンス大賞を受賞した『裂けた瞳』(幻冬舎)の作者の第二段。前回ほどの怖さはないが、背中が寒くなる怖さがある。個人的に好きなので、取り上げました。『裂けた瞳』は開いた瞼が閉じられないくらい怖かったけど。今回も筋の展開が早くて迫力がある。『このミステリーが怖い』大賞があれば一位なのだけど。因みに、イメージとしては、横にアップした画像が最適かな?主人公は荷物を運ぶ仕事をしているんだけど、中身は、この画像のようなものらしい。(この画像は、自分の作品『60兆×数百の集合体』用に作成したものなのですが、どうしても、首にならなくて、捨てたもの。つまり、この倍の文字数があって、画像が崩れるので諦めたもの。今回は、たまたま、自分の作品でこの頁にアップする画像がなかったので、流用。そう言えば、麻耶雄嵩の『翼ある闇』や『蛍』も同じイメージかな?)
 因みに,公式HPの表(枠)を縮小したら、画像が崩れてしまいましたが、来週直します。まだ、サポーターについてもらってアップしないと、一人では怖くてアップできないので。それまでは、表記→フォント→小(9ポイントくらい)に設定してご覧下さい。

『裂けた瞳』は以下のようなイメージ。(プレスマシーンに顔が挟まれる、のつもり)

(=====プレスマシーン=====) :
       /////////        : 
O(Ф≧≧         ≦≦≦≦Ф)O  :
        △              :
          へへへ         :
    >              <  :
(=====プレスマシーン=====)  :

『警視庁幽霊係』天野頌子(祥伝社
感覚がライトノベルで新鮮。今までの霊視探偵物だと、霊魂はおぼろげながらサジェストするだけなのだが、この幽霊は色々やってくれるのです。

    ▲ll▲   (幽霊のつもり)
  彡∀ ∀ 彡  
  彡  〃   彡 
  彡  ー    彡
     > <   
∠ノ∠ノ

(  u . u  )
   (ξ)        

以下は絵本です。
『トリダヨリ』(主婦と生活社コンドウアキ
リラックマ生活』の続編。
あおくび大根ほっこり帖』(宝島社)サダタロー
これら二冊は、20過ぎのうちの子供たちが、畳の上にひっくり返って、足をばたばたさせて、「続きを買って」と叫んだ作品です。最近の大学生は何を考えているのやら。
あらしのよるに講談社木村祐一作。あべ弘士イラスト。
色々と出版されていますが、最初に出版された作品です。他のイラストレーターの絵本は、子供向きに怖さを軽減してありますが、これは違います。壁紙が黒で、(間違い。バックが黒で)怖いです。

              
今週の唐沢類人の仕事。唐沢類人のページで、『60兆×数百の集合体』に『斬られた手首』と『扼殺願望化猫』のアスキー画像をアップ。唐沢類人のページ・アドレスは、プロフィールの中にあり。人間の表情やアスキーアニメなどに挑戦しはじめたら、予想外に時間をとられてしまったので、今週は、ブログでの短編アップはなしです。