ブレイブ・ワン

前回、久しぶりに映画を取り上げたら、ガンとアクセスが増えたので、今週は予定にはなかったのですが、映画紹介をしちまいます。
『ブレイブ・ワン』(ジョディ・フォスター主演)
内容。ええとですねえ。必殺仕事人みたいな内容です。警察がトロトロしていて逮捕できない悪人どもをバスバスと殺してゆく話です。
 もうちょっと詳しくいうと、主役(エリカ)は、最初、公園で殴られて瀕死の重傷を負い、恋人は死んでしまうんですよう。でもって、復讐のために銃を買うんですけど、たまたま深夜のスーパーで殺人事件にでっくわしちまって、その犯人をぶっ殺してしまうんですねえ。その時は、最初の銃撃だったんで、ものすごくハラハラドキドキするし、殺した後も、すっきりするんですが、少しして、また別の悪人にでっくわすんですよ。地下鉄の中でカツアゲをしたりナイフを振り回したりする奴です。で、この時も、殺されそうになってハジキをぶっ放して、二人とも殺してしまうんですが、一回目のときほどドキドキしないんですよ。観客としては。
 まあ、悪人をバスバスですから、スカッとはするんですが、何なんでしょうねえ。前回とほぼ同じ手口(銃)だからなんでしょうねえ。
 これが、必殺だったら、刀の切りあいとか、三味線の糸でキリキリと首を締め上げてピン、だとか、バリエーションがあるし、その前に善人が何人も殺されていて、ストレスが溜まってるんで、カタルシスっつうか、悪人を一網打尽にする楽しさもあるんですけどねえ。
 えっと、先に筋を言ってしまうと、この後、刑事に話を聞いていた極悪人がいるんですよ。裏稼業で色々とやっているんだけど、証拠がなくてしょっ引けない奴。そいつをビルの屋上から突き落として殺したり、最後は、自分たちを襲った犯人を殺しにゆくんです。でも、刑事も、殺人が起こった時のケータイのGPSなどから、エリカが犯人に間違いないと考えて、追いかけて、最後は、エリカが殺されそうになった所を、、、なんですけどね。
 感想。私も、現代の必殺みたいなのを書きたいと思っていたので見たんですけど、やっぱ、刀や三味の糸には適わないですねえ。それから、敵がもっと強かったら(例えば、組織にするとか)もっとハラハラドキドキしたかも。
 例えば、銃を取り上げられて、5人くらいに押さえ込まれて、絶体絶命になって、とっさに、かんざし状のバレッタを相手の目に突き立てるとか。
 あ、これって、バッシングになってる?
 あ、でも、多少のバッシングだと、話題になって、アクセスが伸びるみたい。例えば先週バッシングしたら、2ch辺りで話題になったみたい。「ごくデカみたいに読者が乱入するような滅茶苦茶な小説を書いているのに、他人のをバッシングしている」→「え、ごくデカってそんなに滅茶苦茶なの」→「うん。なのに蜥蜴とかって本でパロディ書いている人もいる」→「ためしに読んでみよう」という具合に。(あるいは、どこかで取り上げられたのかも)
 なので、今後も、適度なバッシングはしてゆきまーーす。あ、でも、この映画は面白かったわ。基本的に強い女は好きだし。
来週は休みません。