『24』第五シーズン

訂正
数回前の黒川博行さんの『暗礁』の部分。私が読んだのは、ミステリー・ホラー大賞の『そして粛清の扉が閉ざされる』だった。→私の勘違いで、正しくは、ホラーサスペンス大賞の『そして粛清の扉を』で、作者は黒武洋でした。

『24』第五シーズン。
今頃になって第5シーズンを見てみました。
内容。元大統領のパーマーが狙撃される。トニーとミッシェルが襲われ、ミッシェルが死ぬ。クロエが追われる。ジャックが死んでないと知る4人である。
 一方、ジャック・バウアーはパーマー狙撃犯人に仕立て上げられる。ジャックは殺人犯の手がかりを探すために殺害現場へ。FBIに化け、クロエの手助けで、警察の捜査の目をくぐり、中へ。空港職員のショーペンスキーという暗号らしき言葉から、オンタリオ空港へ。おりしもロシアとの条約締結の日。
 ロシアに恨みを持つテロリストが空港を占拠する。テロリストは条約締結阻止を目的としている。
 ジャックが中にいて、天井のダクトに隠れている。爆破装置を体に巻きつけているテロリストが何人かいる。ジャックがダクトから写メールでその姿を撮影して、クロエに爆弾の機種を調べさせ、一つを爆破させる。敵は誤爆かと思い、デレク(ジャックをかくまってくれていた家の息子)が救われる。
 しかし、敵のスパイが官邸にいて、ジャックが天井にいることを通知。そこで、敵のボスが不協和音を鳴らして、ジャックの通信を妨害。デレクを殺すと脅してジャックを天井から下ろす。
 ジャックは、敵に強要されて、敵の罠にはまるような突入方法を取れと伝える。が、機転を利かせて、レンジャーに12番ゲートから突入せよと電話する。その際、フランク2だからと告げる。実は、これは昔のサイン。それを新しく来たマクギルが突入直前に発見。それで、敵に言わされた言葉だと気がつき、北口から突入し、無事、制圧する。
 しかし、敵の一人が逃げる。その先にはVXガスの容器が20本あり、それを持ち出して、本格的なテロ行為が始まる。
 感想。うまい。以前のシリーズに増してうまい。ミスディレもうまい。例えば、デレクが殺されそうなシーンとか、突入のシーンとか。殺すと脅しておいて、ぎりぎりまで延ばしておいて、ドンデン返しでかわすなど、技がさえている。最後まで目が離せない。