デトロイト・メタル・シティ、さようなら、絶望先生

デトロイト・メタル・シティ』マンガ。若杉公徳
アニメと実写で映画になるそうです。
気が弱くて、ほんわか系の歌を歌いたい主人公が、事務所の意向で、メタル・ロックを演奏させられる話です。それも、「殺害、殺害」などと叫ぶ、かなり激しい内容の歌詞です。本人は嫌でしかたないのですが、たまに、ライブハウスなどで、本当に歌いたい歌をやると、「お遊びは外でやってくれる?」などといわれて、仕方なくまた化粧がんがんのメタル・ロックに戻るって内容です。毎回同じような内容なのですが、主役が虐められれば虐められるほど面白いです。

『さようなら、絶望先生久米田康治、マンガ。
これは、千葉テレビなどでアニメになっていて、第二弾が放映されるそうです。『もやしもん』のように、深夜でもいいですから、キー局でもやってもらいたいです。
内容は、色々と変わってきているので、一言では説明できないです。第一巻では、生徒の紹介。帰国子女で、言葉の問題から多重人格になった少女とか、表面はもじもじしていて、はっきり話せないのに、メールでは、ため口をびしびし送る少女とか、外出拒否の少女を、「君は座敷わらしなんだ」とうまく丸め込んで、学校にこさせたら、下校拒否になってしまったりとか。まあ、そこら辺にいそうな生徒が次々と出てきます。第二巻からは、生徒ネタがつきたのか、全員で修学旅行の下見に行ったり、非通知の章では、成績表を非通知にしたり、避難訓練の章では、非難訓練と称して、罵倒しあったりとか、皮肉が利いていて、面白いです。これ以上はないと思っても七巻くらいまで続いているらしく、才能豊かです。