ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッヂ

映画、本『ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッヂ』滝本竜彦
映画になるようですねえ。原作は、『HNKにようこそ』(マンガ)の原作者で、デビュー作です。かなりかなり前に読んだ記憶がありますが、すっごい迫力でしたねえ。内容は、ただ戦うだけ。うーん。『ブレイド』か『アンダーワールド』みたいな感じかな? 戦いの印象がです。ちなみに吸血鬼ものではありません。予告を見た限りではCG使いまくりで面白そうですねえ。前に、小説で感動して、実際に映画をみたら、マズルフラッシュもワイヤーワークも入ってなくてちょっとがっかりしたのが、二作ほどありましたが。今回は、期待しませう。


ところで、手直しが終わったので、来週からしばらくは、小説をアップします。一年ぶりです。
本当は、『ごくデカ』以来、任侠言葉にはまってしまい、もっと面白くてアナクロニズムで、ばかばかしいのを書こうと思っているのですが、そう思うと、肩に力が入ってしまい、何もアイデアが浮かばないので、しばらくは、昔書いた作品で、場つなぎをします。まあ、箸休め企画ってところですね。
来週は『シリアルナンバー3』一回目でやんす。
これは、前に、ある賞でかなり良いところまでいったんだけど、一位になれなくて、出版されなかった作品です。一章の1は、前、Yahooのブログでマンガ化したことがありますが、まあ、今回はそれのノベライズだと思ってください。それと、前回は任侠言葉で話題になったので、今回は、方言にしてみました。特に、『武士の一分』以来、東北弁にはまってしまったので、主に東北弁だす。そこへ、名古屋弁とか宮古弁とか、熊本弁とかが混じっておりますだ。
で、表記も、できるだけ東北弁にしたのですが、完全に直すと、「ぶしの一分」→「ぶすの一分」となって、意味が違ってくる場合、あるいは、非常に読みにくくなる場合は、標準語表記です。読むときに東北弁に直して読んでくだせえ。
一章と二章はカップリングになっているので、二日連続してアップの予定です。映画などの紹介は小説の終わったあとになると思います。あくまでも予定ですので。
それから、アップは、どこにしようかと悩んでおります。ヤフーか楽天なんぞが良いかなあと思っているでやんすが、アメブロミクシィも結構出版に結びついているようで、魅力的でして。それに、宣伝効果を考えたら、はてなも簡単に離れられないし。つうことで、アップする場所は、寸前まで悩むと思います。では、来週。

追伸。
今週は、紹介文が少なかったので、おまけで、就職試験用の論文の練習で書いた文をアップしときます。
地球温暖化と私』

 地球温暖化といわれて、まず思いつくのは、工場の煤煙(CO2)と緑地のビル化と車の排気である。
 これらを減らすには、工場の煤煙の場合は、超高性能の焼却炉にして二酸化炭素を排出しない、ビルに関しては、屋上や壁を芝や蔦で覆い尽くす、車の排気にかんしては、水素車に転換する、などの方法を思いつくが、いずれも急にはできない。なので、徐々にやってもらうとして、自分でできることを考えてみた。
 まず、水を大量に使わない。水を精製して送るには大量の電力エネルギーがかかる。なので、流水はさけ、できるだけため水で洗う。シャワーしかり。洗い物しかり。私のやっているのは、洗濯の時、洗ったものを脱水してからすすぐことである。これだと、すすぎに水が洗い桶いっぱいくらいですむ。
 と、まあ、ここまでは現実的。ここからは空想科学の世界。昔、SFにこっていた頃、アイザック・アシモフの本で、暖房は電子レンジの弱いやつで充分、という話を読んだことがある。これなら、灯油も使わないし、電力も少なくてすむのだとか。
 電子レンジのマイクロ波は、生物の中の水分を振動させて熱を発生させるので、部屋の中で、水分を含むものだけが温まるというのだ。それに、電子レンジのマイクロ波は出力が大きいから調理までできるのだが、これをごく弱いものにすれば、人間の水分が蒸発する危険もないし、安心、というのだ。
 アシモフは科学者なので、科学者というものは、とんでもないことを考えるもんだ、と思ったが、こう原油が高くなると、安い電気代で暖房ができるのなら、どこかで開発してもらいたい、と願うものである。