スシ王子！ＮＹへ行く

『スシ王子！ＮＹへ行く』映画。
堂本光一主演のコメデー映画でおます。監督はんは『ケイゾク』『トリック』などの堤幸彦はんだす。
テレビドラマ版は、『時効警察』など、独特な話題をふりまいている金曜ナイトドラマ（テレ朝）の枠で話題になったそうだすので、見てみました。わて、『時効警察』の大ファンでんねん。あの、まったりした笑いがたまりまへんなあ。で、この作品の内容ですが、スシ王子は、親がかじきのくちばしで刺されて、そのときにみた魚の眼がトラウマになった『ウオノメ症候群』でんねん。魚の眼を見ると、萎縮するか、一分以上見ると、異常に暴れるんでんなあ。スシ王子は、八十八（やそはち）の大将に修行をつけてもらおうと、ＮＹへ来まんねん。そこは、落書きだらけのスラムみたいなアパートの中の店でんねんけどな、顧客がおって、それから、用心棒もおって、なかなかに面白い店ですねん。おまけに、お約束通りに、悪徳業者がおって、マフィアをやとって、立ち退きを迫っており、マフィアが定期的に襲って来まんねん。でも、そんな中で戦って、最後は、シャリの真髄を極めて、まあ、途中には、弟分が殺されるっつうシーンもありーので、スリルと躍動と感動とグルメなコメデー映画にしあがっとります。うまいもんを食べたときに、眼や鼻の穴から光が放射されるシーンが面白おまんなあ。