20世紀少年

『20世紀少年』映画
浦沢直樹の漫画の映画化です。モンスターは読んでいたのですが、これは未読でした。
内容。1997年、ケンジはロックスターになる夢を諦め、コンビニを経営していた。冴えないケンジの生活が、お得意先一家の失踪、同級生ドンキーの死をきっかけに、にわかに変わり始める。巷では、「ともだち」と呼ばれる教祖とその教団の出現で、怪しい事件が起こり始めていた。それは、かつて、ケンジたちが書いた「予言の書」とそっくりなのがわかり、ケンジたちは驚愕する。
「ともだち」は世界を破滅しようとしているのか。「ともだち」の正体は昔の仲間なのか?
一方、未来を予見する老人は、ケンジが人類滅亡に関係するという。「予言の書」に記した数々の事件(最近兵器でサンフランシスコ、ロンドンが攻撃される。大阪も攻撃される。羽田空港が爆破される)が現実のものとなっていく中、ケンジたちは、計画を阻止するために立ち上がった。だが、「ともだち」によって、ケンジたちはテロリストの汚名を着せられてしまう。そして、2000年12月31日、「予言の書」どうりに、原子力巨大ロボットが、東京を破壊し始めた。細菌兵器を撒き散らすので、警察や自衛隊もお手上げ。ケンジたちは、トラックで中に乗り込んでゆく。
感想。お笑いの人間をたくさん使っているせいか、ギャグ&ホラーって感じ。教祖がずっとマスクをかぶっているところや、「ケーンジ君遊びましょ」という効果音が怖い。最後は、友達7人で巨大ロボットに乗り込んで戦うのだが、ちょっとロボットの精密さに欠けるかな?って感じ。でも、元が漫画なんだし、しょうがないか。ちょっと長かったけど、パート2もぜひ見たくなった。