田村はまだか

『田村はまだか』（朝倉かすみ）
感想。一言で言ってしまえば、同窓会の流れで、二次会に来て、田村を待っている人たちの話。文章がすごい。洒脱。うまい。一行ごとに、こういう人いる、とか、こういうことある、とか、つぶやきまくり。あまりに上手すぎて、自己嫌悪に陥ってしまい、自分が壊れてしまう可能性があるので、半分しか読めなかった。いやあ、脱帽。
内容。
１、田村はまだか。田村の過去。
２、パンダ全速力。卸の会社で働いていて、イベントでパンダの格好をさせられた二瓶の話。
３、グッナイ・ベイビー。加持千夏の年下の男の子への恋心の話。
４、きにとぼくとかれの。ハンドルネーム、ブルースターと名乗る女の子が、隣のお兄さんに関するブログを書いていて、それが、どうも自分らしいと気がついている、坪田の話。
５、ミドリ同盟。同級生の永田との浮気がばれて、離婚した伊吹祥子の過去。
６、話は明日にしてくれないか。同級会にくる途中で事故にあった田村を見舞う、全員の話。

来週は『私は貝になりたい』次は『ウォーリー』、『感染列島』、『２４』第六シーズン（江戸川乱歩賞に出して、次のこのミス大賞にとりかかるまでちょっと暇なので、動物キャラで紹介）、『ストロベリー・ナイト』（誉田哲也）、『医学の卵』（海堂尊）、『ヒトリシズカ』（誉田哲也）、『聖母』仙川環、に行く予定。
安全ピンリフォーム続き。
上は祖母のショールを二枚つないだもの。下は、ピンブローチなどをマフラーに止めたもの。


先週の続き。ＳＰＡＳＨよ、「長沢ちゃん」を復活しろっつうの。でなきゃ、こうじゃーー。