もう一人の私、骸の爪

『もう一人の私』(北川歩実
「渡された殺意」

2,3.
父の話。「お前は石川信一だ。横井浩介は異母兄弟なんだ。私は、横井の母と付き合っていた。わかれてから子供が生まれた。浩介は近くに住んでいて、母からその話を聞いて、今の状況があまりにも違いすぎるので、復讐を思い付いた。そして、のんだくれの父を殺してもらえれば、一石二鳥だと考えた」

この他にも衝撃の短編が詰まっている。

『骸の爪」(道尾秀介

2,3.韮澤が出ていったのは防犯カメラには映っていない。マリは昼間出て行った。

4,5.真備は言う。「20年前の犯人は、岡嶋、魏沢、鳥居の三人。三人は、韮澤を殺して、登り窯で焼いたのだ」


6,7。真備は言う。「岡嶋と魏沢の死体は、敷地内に隠してある」

さて、今回の犯人は誰か? 死体はどこに隠してあるのか? ヒントは、漆はものすごく臭い。 それから、火頭明王が血を流したトリックは?
今回も、舌を巻くうまさです。


来週は、『天使の歌声』と『ROMES』の予定。

追伸。最近、深夜のヤグッチャンと劇団ひとりの「ハウツウ モンキー(?)」をよく見るんだけど、昨日やっていた、移動しながらズームアウトなどの話題は面白かったわね。モウムスといえば、ゴマキのファンなんだけど、最近出ないわね。さびしいわ。