ここに死体を捨てないでください、天使のナイフ

『ここに死体を捨てないでください』(東川篤哉
コメディなので、テンポも軽快だし、面白い。




『天使のナイフ』(薬丸岳
江戸川乱歩賞の受賞作です。







同じ作家の『悪党』も読んでみました。
短編集で、ひとつながりになっている。『告白』形式ですな。この人は実際に犯罪被害者じゃないか、と思うくらい、犯罪被害者について執拗に描いています。
1、悪党。主人公の佐伯は、昔、姉が襲われて殺された過去をもっている。その後、自らが犯した不祥事で、警察を追われて、今は探偵事務所の職員。その彼のもとへ依頼が入る。坂上洋一を探してほしい。依頼人の息子を殺した犯人。刑期を終え、今は反省しているかどうか知りたい。佐伯は坂上を探しだす。坂上は、オレオレ詐欺をしていた。それを依頼人に話すと、依頼人は、坂上を刺す。
2以降。同じく、犯罪の犯人を探してほしいと依頼がはいる。それは、小さい頃、自分たち兄弟を放置して遊び歩き、弟を餓死させた母親だったり、信用金庫のお金を横領した姉に貢がせた男だったり。いろいろ。
いずれも、相手を探しだすのだが、復讐は様々。
そして、中間から後は、姉を殺した男を探し、復讐する話。探偵事務所の所長が、実は元刑事だったりとか、小さなドンデン返しは随所にある。
帯に社会派とあるが、その通り。


来週は『新参者』と『ソウルケイジ』の予定。

今週面白かった番組は、タカジンの大阪の番組。一月くらい遅れて、TVKでやるんだけど、月曜の7時代なのかな? いつもは食事の用意でめったに見れないんだけど。タカジンは面白いね。大好きやわ。
今週の話題は、鳥取と東京の詐欺女で、周囲に死人が何人も出ているって奴。ブログのプロフィールを例にとって、男性心理を詳しく解説してくれて、面白かったわ。
でもって、今週、怒りを感じたのは、タカジンが暖房をつけて寝ているって事実。地球温暖化を阻止するために、アンカと厚い布団で寝ろーや。マリリン・モンローじゃないんだから、裸にシャネルの5番なんて、シャレこむのは止めーやって感じ。私なんて、昼間でも暖房つけないぜ。4枚重ね着して、おこたで、ちょっと寒かったら、毛皮のケープ。(毛皮はあったかくっていいよ)。夫は暖房をつけているんだけど、夫が27度にしているのを、23度に下げているんだから。でも、タカジンは大好きやわ。
あと、衝撃だったのは、ヤリスギコージー。手相がオーラの江原さんと同じだったこと。五ボウ線こそないけど、マスカケ線で、真中に十字があって、アゲマン線があるのまでが同じ。まあ、アゲマンなのは、このブログで紹介すると、タレントにコマーシャルが入るので証明されていたけど(マイナーなトリプルAにまでコマーシャル入ったもんね。あれは驚きだったわ)