ローレライは口笛で

ローレライは口笛で」(赤川次郎







今週面白かったのは、「赤蕪検事」ミャアミャアミャアミャアで面白かったわ。内容は、ある殺人事件が起こるの。死亡推定時間は、4時。で、容疑者の男の妻は、夫は4時には帰っていたと証言。でも、その後、愛人と抱き合っていたのが同僚に目撃されるの。そして、ケータイを落とし、愛人に何件ものメールがあるのが見られるの。その中に、「2時に帰ってきたと嘘の証言をする」との内容があるのね。で、法廷。「2時に返ってきたと証言」。でも弁護士はそれを嘘と断定。そしてメールをみせる。すると、「2時に返ってきたというのは、愛人と暮らすために、夫を刑務所に送りたかった」と証言。これで、夫のアリバイは成立。
では、犯人は誰か? 実は、お手伝いさんも殺されるという、別の殺人事件も起こっているのね。
で、また、妻の同僚が、愛人は田所、と言っていたのを聞く。で、尾行すると、田所の所へ行くの。ここで、すべてが演技だと検事はなぞ解きをするの。つまり、愛人へのメールはすべて嘘。そう。犯人は夫。
では、お手伝いさん殺しの犯人は? ここで、検事が仕組んで嘘を仕掛けるの。
お手伝いさん殺しを目撃したと嘘をつき、会社の部長をゆするの。で、殺されそうになったところを逮捕。面白かったわ。