再捜査刑事、片岡悠介

「再捜査刑事、片岡悠介」
まず、ホストクラブで店長が殴られて死ぬの。裏口の鍵を持っていたのは、店長とオーナー。で、話は飛んで、15年まえ、ホステス殺人事件。殺されたのは茜。詐欺師のように客から金を巻き上げていた。同棲中の水島は入院中で、すぐ逃亡した。17日。遺棄現場にシルバーの外車が目撃された。18日の深夜にも。でも、これは酔っぱらいの証言だったので、無視された。で、17日のアリバイのない人は、関係者にはいなくて、うやむや。で、ホスト殺し。でんぷん、水あめ、ビート糖、バターを含んだものが丸くついていた。バター飴?
また15年前にとんで、18日の証言者、黄色い鼠の風船を見たと証言。これが裏が取れた。で、寺島進の相棒の刑事の父は、15年前の捜査員。心臓発作で死んだが、「18日」と言い残した。彼はある人物を追っていたが、上から圧力がかかった。
で、茜の同級生とあった。彼女は比較的親しかった。さて、水島の指紋が、死んだホストと一致。つまり、彼は、昔の水島。彼は、ビスクドールを持って逃げたのが目撃されている。それは、シャルロット2と言って、数千万もするもの。
で、今回、バター飴の跡が杖の先のように付いていることから、犯人は杖をついていたと断定。で、15年前、茜は、大田黒代議士と愛人関係を結んでいた。(3年前死亡)。彼にはヨーロッパにいっていたというアリバイあり。で、話はシャルロット2に飛ぶが水島がデッサンしたのは本物、つまり、本物を手に入れていたと推理される。で、シャルロットの昔の持ち主、小暮ちとせに会う。彼女は、子供の時に両親が手に入れてたが、ストレプトマイシンの代わりに手放した。ここで、15年前、シルバーの外車を所有していた会社のバックには大田黒がついていた。そして、その秘書を飯倉理沙の夫がやっていた。彼は、犯行当日青梅にいて、アリバイなし。
で、推理。夫は、茜と愛人関係にあった。で、リサの大切なシャルロット2を盗んで茜に渡した。(リサは両親から受け継いだ)。で、リサは茜を殺した。
さて、飯倉リサの夫はあかね殺しとホスト殺しを自白。だが、寺島は妻を庇っていると推理。ちとせの所へ行く。飯倉リサとちとせがシャルロット2を返してくれ、いやだで争っている。シャルロット2は、リサからちとせに修理にだされたもの。
茜の母が証言、リサと茜は親友。茜は父がリサの会社の下請けを外されたことで恨みを抱いていて、復讐に夫を取った。そしてシャルロット2も。それを知ったリサは茜を殺した。でもシャルロット2は水島にわたっていた。それで、15年後、やっと探し当てて、水島を殺した。証拠は、留め金で爪が傷ついていること。バター飴は、彼女の得意料理。
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