六本木ヒルズの天使

六本木ヒルズの天使」(木下半太)より「新宿二丁目の狼男」
宮崎和樹は狼男になって、蘇った。新宿二丁目のオカマバーに入り浸っている。ミサキ君とジョージが常連。吸血鬼の二人は、復讐しようと言ってきている。死ぬ前、ゲイ専門サイトで知り合った男と会うために紅花公園に行った。そこで、不良のガキに殴られた。でも、意識が遠のき、一瞬、戻った時に、誰かが、茂みの中から石を拾って、自分を強く殴った。それで死んだ。そいつを探している。現場には「フリーダム」のマッチが落ちていた。土屋は、警視庁の手配書から、ジョージが強盗殺人犯だと見抜いて、彼が犯人だと主張。ゲイのふりをしていた。でも、彼は、「逃げ回っている最中に、そんな余計なことはしない」と否定。ミサキは口を挟んだ。実は、自分は、紅花公園で、現場を目撃したと。「女だった」とミサキは言った。それで、和樹の妻を呼び出した。妻は、夫がゲイだってことに我慢できなかった。それで、あの日、公園でボコボコにされたのをいい機会だと思って、石で殴って殺した。
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